天窓を見上げるジャック(ジェイコブ・トレンブレイ)、映画『ルーム』(レニー・アブラハムソン監督)より

映画『ルーム』少年ジャック5歳の誕生日を経て命懸けの大冒険をする

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映画『ルーム』はエマ・ドナヒュー著の小説を基に、少年ジャック5歳の誕生日を経て命懸けの大冒険をする様を描く。驚愕の運命をたどる姿を捉えた感動作で、第88回アカデミー賞では主要4部門(作品賞・監督賞・主演女優賞・脚色賞)にノミネートされた。

映画『ルーム』少年ジャック5歳の誕生日を経て命懸けの大冒険をする
©ElementPictures/RoomProductionsInc / ChannelFourTelevisionCorporation2015

映画『ルーム』少年ジャック5歳の誕生日を経て命懸けの大冒険をする

監督は『FRANK -フランク-』のレニー・アブラハムソン。母親役のブリー・ラーソンはシンガーソングライターとしても活動している女優で、本作の演技で第73回ゴールデン・グローブ賞映画の部・ドラマ部門女優賞を受賞した。息子のジャックを演じるのはジェイコブ・トレンブレイ。母は押し寄せる現実に立ち向かい、部屋で生まれ、部屋しか知らずに育った息子は本当の世界と出会っていく。ママは、ジャックが肉体的にも精神的にも健やかにいられるように最善を尽くしていた。

映画『ルーム』あらすじ

ジャック、5歳の誕生日。ママと息子は手作りケーキを作って祝う。ところがキャンドルがないことから、どうして前もってオールドニックに買い出しを頼まなかったのかと、ご機嫌ななめになってしまうジャック。ママを責め、困らせるために絶叫をあげる。しかし、その声は外にある世界には届かず、この母子のいるルーム(部屋)にしか響かない。しばらくして、「ママの名前はジョイ・ニューサムよ」などと自らの過去を語りはじめる。そう、彼女がこの部屋に7年間いるのには深い理由があった。けれども、部屋で生まれ育ったジャックには部屋こそがすべてであり、未知の世界=外の世界があるという事実を素直に受け入れられなかった。あることを機に外で出ようと試みるのだが。

映画『ルーム』(ギャガ配給)は2016年4月8日[金]よりTOHOシネマズ新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国順次ロードショー

ブリー・ラーソンは『ショート・ターム』でも高く評価された
公式サイト http://gaga.ne.jp/room/
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