<庵野秀明>映画『シン・ゴジラ』ゴジラ・特撮・日本映画好きにご満足いただける

映画会見/イベントレポート

<庵野秀明>映画『シン・ゴジラ』ゴジラ・特撮・日本映画好きにご満足いただける

[シネママニエラ]「エヴァンゲリオン」シリーズで知られる庵野秀明監督が脚本と総監督をつとめる映画『シン・ゴジラ』がついに完成。完成報告会見で語られた、映画『シン・ゴジラ』鑑賞のヒントとなりえる庵野語録をたっぷりお届けする。

笑顔を見せた庵野秀明監督、映画『シン・ゴジラ』完成報告会見にて
笑顔も!

庵野監督は会見で開口一番「一つお詫びしたい」として、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』4作目を待つファンに謝罪した。「エヴァをお待たせしている分、頑張った。ゴジラ・特撮・日本映画好きにご満足いただけると思う」と晴れ晴れとした表情で語り、エヴァ作成の心労にも触れて「この『シン・ゴジラ』に僕は救われた。おかげで今ここにいられるし、またエヴァンゲリオンという作品を作り続けることができると思います」と語った。

映画『シン・ゴジラ』大人は3人

総キャスト数328名(※後日、能楽師・野村萬斎がゴジラのパフォーマンスキャプチャを担当したとの発表があり総勢329名)という本作で会見に登壇したのは長谷川博己、竹野内豊、石原さとみの3名だが、「この映画に出てくる大人は3人しかいない」と監督が断言。一人目は竹野内演じる赤坂内閣総理大臣補佐官。「(長谷川が演じるキャラクター)矢口は子ども。赤坂は大人。(竹野内には)とにかく長谷川くんが何か言ってもなだめすかすように、と言った。これはね、キャスティングして良かった」。※なお、そのほか2人は誰か、映画を観てのお楽しみ♪

怪獣映画の傑作をつくるには

「現代の世界に怪獣というある種の異物が現れたときに映画は面白くなる。実写=現実を切り取った中に、異物混ぜることができるのが特撮だった。アニメーションは虚構の世界なので、それは特撮でなければ描けないもの」
「怪獣映画の面白さ、完成度は最初のゴジラ(1954年、本多猪四郎監督)に集約している。(自分には)最初のゴジラを超えるだけの自信がない。近づける自信がない。(映画会社の東宝から1度目のオファーを受けた際は)怪獣映画は初代ゴジラがあれば十分だと思う、とお話しし(お断りし)た」

映画『シン・ゴジラ』設定の狙い

「総監督を引き受けて、面白い映画を作ろうと思う以上は、最初のゴジラの面白さと衝撃、ほんのわずかでもいいから近づけたい。その方法は同じことをやるしかないんです、それ以外の方法は僕の中でなかったです。最初のゴジラと同じ設定で、今までゴジラというものがいない、怪獣がいない世界に初めて現れたのを描こうと思った」

庵野監督のエヴァ製作の苦悩

庵野秀明総監督、石原さとみ、長谷川博己、竹野内豊、映画『シン・ゴジラ』(庵野秀明総監督)完成報告会見カバー「(エヴァンゲリオンは)僕自身の魂とか言いようがないものを削り取っていく作品。自分を削り取っていくもの、新劇場版を3本(『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』)やって。(余力を)残すつもりが、僕自身の映画の作り方で、一試合完全燃焼でつくってしまう。立ち上がるところからはじめるのを3度もやってしまったので、次もう、このまま二度と作品をつくれないかもというところまで追いつめられて。そのときに東宝さんにこの話(=シン・ゴジラ)をいただいて、僕自身が救われた。そのおかげで、ここにこうしていられますし、またエヴァンゲリオンという作品を作り続けることができると思います」

映画『シン・ゴジラ』は日本製ゴジラ映画として12年ぶりに作られた。ゴジラ本来の真の姿が収められている本作の布陣は「脚本・総監督:庵野秀明」「監督・特技監督:樋口真嗣」「准監督・特技統括:尾上克郎」「音楽:鷺巣詩郎」という盤石の体制。

<竹野内豊>映画『シン・ゴジラ』終始笑顔の熱弁!
<長谷川博己>映画『シン・ゴジラ』主演を機に海外でゴジラアクターと呼ばれニコニコ

映画『シン・ゴジラ』(東宝 配給)は2016年7月29日[金]より全国公開

公式サイト www.shin-godzilla.jp
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