クリストファー・ノーラン監督「ミキシング作業が一番好き」



映画監督のクリストファー・ノーランが再来日を果たし、最新作『ダンケルク』の会見に出席し、映画作りの工程の中で最も好きなのは「サウンドミキシング」であることを明かした。

クリストファー・ノーラン監督「ミキシング作業が一番好き」
ダンケルクはサスペンス映画!

本作は第二次世界大戦の西部戦線における戦闘の一つダンケルクにおける、史上最大の撤退作戦「ダンケルク大撤退(Dunkirk evacuation)」という史実を描く。英国首相のウィンストン・チャーチルが、イギリス海外派遣軍とフランス軍のあわせて約35万人をダンケルクから救出するよう命じた。しかしながらその遠浅の地形から大型船の着岸が難しく、小型艇、それに民間船を緊急徴用。また空軍の戦闘機スピットファイアとパイロットも作戦の成功を空からフォローしていく。

岩田剛典のスマイルで、ノーラン監督も笑顔に
岩ちゃんスマイルで、ノーラン監督も笑顔に

会見にはノーラン監督を敬愛する岩田 剛典(三代目J Soul Brothers、EXILE)が来場し、本作はVRのような臨場感であること、若い世代は戦争映画を避けがちだが、これまでの戦争映画とは一線を画す描き方だと力説! 

そんな岩田にはサプライズで、監督から本作の「サイン入りの完全脚本(英語版)」をプレゼントされる一幕も。その場でパラパラとページをめくり、自身の名前入りの生サインを確認するや、あまりに喜び過ぎて監督と握手するだけでなくハグまでしていた。

岩田 剛典(三代目J Soul Brothers、EXILE)「サイン入りの完全脚本(英語版)」を手に

闘うシーンや流血を控えたことについてノーラン監督は「人が目をそむけたくなるホラー映画ではなく、人の目が釘付けになるサスペンス映画を目指した」と説明。そのためにハラハラドキドキさせるための演出は「アルフレッド・ヒッチコック監督、それにデヴィッド・リーン監督を参考にしている」と明かした。「最近は個人の名声を強調する風潮があるけれど、(民間船の徴用という)名もなき人々がなしたことの偉業」に言及。だからこそスピルバーグ監督の名作『プライベート・ライアン』とは着眼点が異なることを語った。

対面が嬉し過ぎて、数歩前から握手
対面が嬉し過ぎて、数歩前から握手

ノーラン監督が実話を手掛けるのは初めてとなる。そんなノーラン監督は「監督というのは何か一つに秀でている必要はなくて、自分の望むかたちを具現化してくれる才能ある人を集めればいい」のだとサラリ。ちなみに「映画完成までの行程で最も好きなのはサウンドミキシング」であるという。そのため本作でも陸・海・空で異なる音の響きやバランスに注力しながら観ると、監督のこだわりが垣間見れるはずだ。

映画『ダンケルク』(ワーナー・ブラザース映画 配給)は2017年9月9日より全国公開
映画『ダンケルク』公式サイト http://dunkirk.jp
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