映画『29歳問題』(キーレン・パン監督・脚本)

香港発!アラサー女子の傑作ドラマ映画『29歳問題』日本公開へ

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興行ベストテンに7週連続ランクインするサプライズヒットを記録し、香港映画の年間ベストテン入りした無名の監督キーレン・パンによる、30歳を迎える2人の女性を描くドラマ映画『29歳問題』(原題 29+1)の日本公開が決まり予告編が届いた。

映画『29歳問題』(キーレン・パン監督・脚本)
周秀娜 クリッシー・チャウ ©2017 China 3D Digital Entertainment Limited

ふたりの29歳“キャリアなクリスティ”と“夢見がちなティンロ”の異なる日常が切り取られている本作。

監督と脚本を手掛けたのは、香港を代表するクロスメディア・クリエーター、キーレン・パン。作、演出、主演(二役)を務め、2005年に初演され、その後13年間に渡り再演され続けている彼女の代表作である舞台劇「29+1」を自ら脚色し、初監督。ヒロイン二人の心のひだを繊細に描き、80~90年代のアジアンエンタメへの愛あるオマージュを散らした。全編にチャーミングな仕掛けを凝らし、伏線を鮮やかに回収していく手腕と才能は内外で高く評価されて数多くの映画賞を受賞したという。

2017年3月、大阪アジアン映画祭でプレミア上映され観客賞を受賞、さらに香港アカデミー賞とも言うべき香港電影金像奨(授賞式は2018年4月15日)では、監督賞、主演女優賞、助演女優賞、脚本賞、音楽賞、歌曲賞、新人監督賞の計7部門へのノミネートを果たした。予告編の00:51~では歌曲賞候補の楽曲「Fake A Smile」 作詞・作曲・歌:リー・サップヤッ)が聴ける。

映画『29歳問題』(ザジフィルムズ/ポリゴンマジック 配給)は2018年5月19日[土]よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開

映画『29歳問題』あらすじ・データ

2005年の香港。29歳を目前に控えたクリスティ。勤め先では働きぶりが評価されて昇進、長年付き合っている彼氏もいて、周囲も羨むほど充実した日々を送っている。が、実のところ、仕事のプレッシャーはキツいし、彼氏とはすれ違いがち、実家の父親の認知症も気がかりだ。そんなある日、住み慣れたアパートの部屋が家主によって売却され、退去を言い渡されてしまう。家主から紹介された仮住まい先は、女の子らしい小物でいっぱいの部屋だった。(2017年/香港/広東語/111分 字幕翻訳 鈴木真理子)
監督・脚本 キーレン・パン 撮影 ジェイソン・クワン 音楽 アラン・ウォン、ジャネット・ユン 挿入歌 レスリー・チャン、BEYONDほか |出演 クリッシー・チャウ、ジョイス・チェン、ベビージョン・チョイ、ベン・ヨン

映画『29歳問題』予告編

© 2017 China 3D Digital Entertainment Limited

映画『29歳問題』公式サイト
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