FBI副長官マーク・フェルトを演じたリーアム・ニーソン

俳優リーアム・ニーソン、映画『ザ・シークレットマン』インタビュー

映画インタビュー

俳優リーアム・ニーソンが、ニクソン政権の不法行為や腐敗を暴いた内部告発者、通称「ディープ・スロート」と呼ばれた当時のFBI副長官マーク・フェルトの真実を描いた映画『ザ・シークレットマン』(原題 MARK FELT:THE MAN WHO BROUGHT DOWN THE WHITE HOUSE )について語る。

FBI副長官マーク・フェルトを演じたリーアム・ニーソン
FBI副長官マーク・フェルトを演じたリーアム・ニーソン
©2017 Felt Film Holdings.LLC

アメリカ合衆国史上初めて任期途中で辞任に追い込まれた第37代リチャード・ニクソン大統領。その引き金となった “ウォーターゲート事件”の全容を白日の下に晒し、ニクソン政権の不法行為や腐敗を暴いた内部告発者がいた。世界中で様々な憶測と関心を呼び、30年以上に渡り正体が謎とされた通称「ディープ・スロート」と呼ばれた匿名情報源の正体は“FBI 捜査官の鑑”とまで称賛された当時の FBI 副長官マーク・フェルトだった。なぜ彼は極秘の捜査情報をマスコミへリークしたのか?

リーアム・ニーソンとダイアン・レイン、映画『ザ・シークレットマン』
©2017 Felt Film Holdings.LLC

本作でマーク・フェルトを演じたリーアム・ニーソンとピーター・ランデズマン監督のインタビュー映像が到着いたしました。リーアム・ニーソンは、マーク・フェルトの特徴であるロマンスグレーの髪と高潔な人柄を表すピシッと決めたスーツ姿にこだわって役作りをしたこと、そして全米各地に頻繁に異動を伴うフェルトの FBI でのキャリアや退官後の裁判などの試練によって持病であるうつ病を悪化させ、後に自殺するに至った妻の苦悩を見事に演じたダイアン・レインについて語る。そして、監督のピーター・ランデズマンは、本作をマーク・フェルトの視点で描くことにこだわり、ブルーのフィルターや古いレンズを使用し、美しい作品に仕上げた自信を見せている。

映画『ザ・シークレットマン』あらすじ

映画『ザ・シークレットマン』(原題 MARK FELT:THE MAN WHO BROUGHT DOWN THE WHITE HOUSE )
©2017 Felt Film Holdings.LLC

権力には屈しない 相手が大統領であっても――
1972年6月17日深夜、5人の男がワシントン D.C.の民主党本部に侵入し、盗聴装置を仕掛けようとしたところを逮捕される。後に「ウォーターゲート事件」と呼ばれる、アメリカ合衆国史上類をみない政治スキャンダルの発端である。捜査を指揮するのはFBI副長官マーク・フェルト。遅々として進まない捜査に苛立つフェルトは、やがてホワイトハウスがCIAを通じ捜査を妨害していることを察知する。事件そのものがホワイトハウスの陰謀によるものだと悟ったフェルトだが、フーバー亡き後 FBI長官に就任したグレイはニクソン大統領の忠臣であり、協力は望めない。フェルトは事件の真相を白日の下に晒すため、ある決断をする。 (2017年/アメリカ映画/DCP5.1ch/103 分)

映画『ザ・シークレットマン』インタビュー映像

©2017 Felt Film Holdings.LLC

映画『ザ・シークレットマン』(クロックワークス 配給)は2018年2月24日[土]より新宿バルト9ほか全国公開

映画『ザ・シークレットマン』公式サイトhttp://secretman-movie.com
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