吉高由里子がロボット(実はおじいちゃん)に求婚!?

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[シネママニエラ]9月19日、矢口史靖監督の新作映画『ロボジー』の完成報告会見が行われ、主演の五十嵐信次郎ことミッキー・カーチス、共演の吉高由里子、濱田岳、川合正悟(Wエンジンのチャンカワイ)、川島潤哉、そして矢口監督が出席した。主人公がおじいちゃんだけに敬老の日に執り行われ、壇上は畳敷き、掘り炬燵(こたつ)の上には、みかんとお茶、そして特製のロボジー紅白まんじゅうが並ぶという、ほのぼの会見となった。

矢口史靖監督とロボジー
矢口史靖監督とロボジー

矢口監督といえば、映画『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』『ハッピーフライト』など独創性に溢れた作品で根強い人気を誇る監督だ。本作はオリジナル脚本であり、その着想は1996年に登場したホンダ製の二足歩行ロボット・P2に衝撃を受け、いつかロボットに関する映像化をしたい、と考えていたことにある。そこから逆転の発想でロボットの中身が人間、しかもそれがおじいちゃんだったら?とストーリーを練ったのだとか。

家電メーカーの3人組が社長の厳命を受けロボットを開発。急場しのぎで、ロボットの中に人間(=おじいちゃん)を入れてロボット展に出品したところ評判となり……。

吉高由里子とロボジー
吉高由里子とロボジー

配役はオーディションを実施、吉高曰く「ヘンテコなキャストが揃った」と表現するほど個性豊かな面々が揃った。それも監督の狙い通りらしく、また劇中に登場する二足歩行ロボット・ニュー潮風の開発には約1年の歳月を費やした。「家電の廃材をベースにした。頭部は電気釜だし、ボディはガスメーターに給湯器。特に関節部分は苦労しました」と吐露。このニュー・潮風、会見最後には「おてもやん」を踊るほど、なめらかな動きを見せた。

そんなロボットに本気で恋するヒロイン役を吉高が演じる。監督は「ヒロインは変態で、ロボットが好きすぎて結婚しても良いと思っている女の子なので、ちょうど良い変な人が来てくれたなと思いました」とし、吉高に鬼のような形相もさせたのだとか。

「あの吉高さんは、本当に恐ろしいです。テレビで放送できないくらい表情がすごい。服を裏返しにしてもらったり、ボタンを掛け違えさせたり。髪の毛ボサボサ、顔はニキビだらけのメイク。あんなにひどいメイクは後にも先にもないでしょう」と、その要望に応じた吉高の女優魂を褒め称えた。

吉高由里子
吉高由里子

なんといっても本作の主人公は、73歳にして主役の座を射止めた五十嵐だ。ニュー潮風にはタイツ1枚で入らねばならず、とても寒い思いをしたという。それに、同作のエンディング曲「ミスター・ロボット/MR.ROBOTO」(オリジナルはSTYXの楽曲)を五十嵐信次郎とシルバー人材センターバンドでカバーもしていることが明かされた。それゆえ、物語のラストは「高齢者に希望をもたらす内容」だという。これは歌詞同様に、“ドモ、アリガト、ミスター・ロボット”?!になっているのかもしれない。

映画『ロボジー』完成報告会見
映画『ロボジー』完成報告会見

撮影裏話としては、ロケ場所の北九州ではキャストが揃って飲食に出かけていたようで。若い人は吉高に、高齢の方々は五十嵐に熱狂。いろいろとご馳走になったと感謝を述べていた。また、「最初は『ミッキーさん、どうぞ~』とやさしく座布団を差し出してくれていたのに、ハイボール3杯飲んだら『おい、ミッキー』に変わった(五十嵐)」「革のベルトでしばかれた(河合)」と、大虎?!になった吉高の暴露話も。そして濱田が「まるでロボット2体を世話しているみたいで、大変だった」とまとめ、大笑いとなった。

日本公開=2012年1月14日
配給=東宝
©2012 フジテレビジョン 東宝 電通 アルタミラピクチャーズ

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公式サイト www.robo-g.jp
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