映画『長ぐつをはいたネコ』

映画『長ぐつをはいたネコ』は猫愛とラテン色が満載!

溺愛×偏愛シネマ

映画『長ぐつをはいたネコ』は猫愛とラテン色が満載!

映画『シュレック』シリーズのサブキャラとして世に登場し、一躍人気となった長ぐつをはいたネコことプス。そんな彼が主役のアニメ映画である本作は、猫愛とラテン色が満載でした。

映画『長ぐつをはいたネコ』
©PUSS IN BOOTS (R) and (C) 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.

これはシュレックやドンキーと出会う前の物語。故郷の街でお尋ね者となったプスの知られざる過去が明かされていく・・・・・・。

猫愛とラテン色が満載!

(人間の)ならず者がうじゃうじゃとたまる酒場にプスが現れるシーンでは、人間からじゃけんな扱いを受け、あわや決闘か?!という緊迫感。そんな中で、大好物のミルクを“ネコ飲み”する姿は「でた!」と思いながらも、ここでその手を使うとは!と思わせるもの。(テキーラのように)あおり飲みができない?とここでは思わせて、物語が進むなかで、猛ダッシュで逃げるさかなに、あおり飲みもできる。つまり能ある鷹は爪隠す的な演出になっている。捨て猫として孤児院で育ったという過去の回想シーンでは、血の契りを結んだ兄弟とは、ジェスチャーで会話。無口を装い、周囲を欺く術を身につけているのだ。おなじみの“上目づかい”のおねだりポーズを乱用せず、ここ一番で見せるなど上手い!

一番は猫の習性をデフォルメしながら物語に取り入れていること。シリアスムードな時でも、スポットライトを見るや光を追ってしまう。無意識に毛づくろい。――そんなかわゆい猫の姿が満載の中で、猫の飼い主の愚かさを指摘する厳しさもチラリ。人間の安全のために猫の爪をはがしてしまうことだけれども、自然に生きる猫にとって生死に関わることであると伝えている。

字幕公開館は都内は1館だけらしいけど、本作の本来の面白さを楽しむなら、ぜひ「原音+字幕」での鑑賞をオススメ。声を担当したのは、アントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック、ザック・ガリフィアナキス、ビリー・ボブ・ソーントン、そして本作のプロデューサーで映画監督のギレルモ・デル・トロまで。『シュレック』シリーズが好きな人はもちろん、猫好きなあなた、そしてラテンのノリが好きならばより楽しめるはず。童話「ジャックと豆の木」のエッセンスをうまく取り入れた物語は冒険譚としても◎!

【おまけ 2014/7/5】
続編『Puss in Boots 2: Nine Lives & 40 Thieves(原題)』の全米公開が、2018年11月2日との発表あり。
猫に九生有りA cat has nine lives.という内容になりそうなので、よりハラハラさせられるのかも(南)

原題=PUSS IN BOOTS
日本公開=2012年3月17日
配給=パラマウント ピクチャーズ ジャパン
©PUSS IN BOOTS ® and © 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.

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ドクター・ドリトル(原題 Dolittle ) – 映画予告編

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