松山ケンイチ『春を背負って』は「壮大な景色と人間の美しさを描く感動作」

映画会見/イベントレポート
映画『春を背負って』完成披露記者会見
木村大作、檀ふみ、蒼井優、松山ケンイチ、豊川悦司、新井浩文(敬称略)

[シネママニエラ]名キャメラマン木村大作が、再び監督に臨んだ映画『春を背負って』完成披露記者会見が3月13日、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルにて行われた。前作『劒岳 点の記』から5年、山岳を舞台にした珠玉の家族ドラマとなった同作について、主演の松山ケンイチ、蒼井優、豊川悦司、檀ふみ、新井浩文、そして木村監督が登壇し語った。

壮大な景色と人間の美しさを描く感動作

急死した父の事業を継ぐ長嶺亨役の松山が「山や自然に逆らわないように、その中で生きることができるように、ただ立っていることを意識していました。完成作を観て、自分でも見たことのない表情に驚きました。作品にも、壮大な景色と人間の美しさが描かれていて感動しました」と語れば、亨の父と友人の多田悟郎を演じた豊川も「この映画を観て、自分が出ていることを忘れてしまうぐらい世界観に引き込まれた。こんなにシンプルなのに、こんなに力強いメッセージのある前向きな映画は久しぶり」と出来栄えに自信が伺えるコメントが続いた。

演出ポイントに話が及ぶと監督は「ポイントはないです!」と即答。しかしながら「自分はよく言うんですが、俳優さんを連れていって本物の前でやってもらえば、それが最大の演出だと思っています。(標高)3,000メートルに上がると、みんな変わります。人間の素、もともと持っている人としての佇まいを隠して生活できないんです。ああいう居住性の悪いところでは。そういう意味では、それぞれの佇まいが出ている映画ではないかなと思います」と実録的な状況ともいえる監督術が明かされた。

本作は、急死した父親の営む山小屋を継ぐ、主人公の奮闘と彼を取り巻く人々との交流を軸に、大自然の表情と併せて描きだす感動作。笹本稜平の同名小説が原作。

日本公開=2014年6月14日
配給=東宝
公式サイト
©2014映画『春を背負って』製作委員会

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