中井貴一「『柘榴坂の仇討』は人の心を真正面から捉えた映画」



映画『柘榴坂の仇討』初日舞台挨拶[シネママニエラ]映画『柘榴坂の仇討』初日舞台挨拶が9月20日、丸の内ピカデリーにて開催され、主演の中井貴一、阿部寛、広末涼子、藤竜也、木﨑ゆりあ、近江陽一郎、若松節朗監督が、同作テーマの「ひたむきに生きる」ことの象徴である椿の花を身につけて登場し、それぞれの思いを語った。

『柘榴坂の仇討』は人の心を真正面から捉えた映画

浅田次郎の小説を基に映画化した本作で、主君・井伊大老を討たれた後、仇を探し続ける彦根藩藩士の志村金吾を演じた中井は「キャンペーンで色々な地方都市を周らせて頂いて、皆さんと直接お会いする機会があったんですけれども、本当に育て上げてきた娘を嫁がせる感じが…きっと花嫁の父というのはこんな感じなんだろうなと思います。日本人の心を何とか伝えられたらと思って、スタッフ、キャスト皆一生懸命頑張ったつもりです」とあいさつ。

金吾の妻、セツを演じたのは広末は「私は夫婦の物語だと捉え、常に金吾さんの側でお芝居をしていたんですけれども、もちろんそれだけではない、男同士の忠義や矜持を目の当たりにして、改めて日本の歴史であったり、男性観、女性観みたいなものを突きつけられて、本当に胸が熱くなりました」と語り、自身も試写で鑑賞し涙したことを明かしていた。

ベテランの藤は「この映画を見て感じたのが、女性を上手く描く事で男が浮かび上がってくる、と。逆も真なりで、女房を見れば亭主が分かる、亭主を見れば女房が分かるみたいな事で、これは気をつけなきゃいけないな」という持論を展開。すると若松監督は「男達、武士はひたむきに生きて、女性達はそれを支えて。今の時代も男達は女性をもっと大切にしたいですね。美味しい料理には“美味しい”と言うべきだし“ずいぶん苦労をかけたな”と言う言葉も必要な気がします」と語った。

映画『柘榴坂の仇討』(読み:ざくろざかのあだうち)は公開中。

2014年 日本映画/119分
日本公開=2014年9月20日
配給=松竹
公式サイト http://zakurozaka.com/
©2014映画「柘榴坂の仇討」製作委員会

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