『フォックスキャッチャー』に黒澤明映画オマージュが!

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セオドール・ミラーとアン ミカご夫妻[シネママニエラ]アカデミー賞候補映画『フォックスキャッチャー』の特別試写会が開催され、ベネット・ミラー監督の実弟セオドール・ミラーと夫人でモデルのアン ミカがゲストとして登壇した。

映画『フォックスキャッチャー』について

本作は1996年に全米を震撼させた、デュポン財閥御曹司によるレスリング五輪金メダリスト射殺事件を映画化したもの。出演は、スティーヴ・カレル、チャニング・テイタム、マーク・ラファロ 、シエナ・ミラー。

まず、ベネット・ミラー監督の思いをセオドール・ミラーが代読。「日本に行くことが出来なくて本当に申し訳なく、とても残念です。」と言っていました。彼は子供のころから日本の事がとても好きで、黒澤明の映画を昔良く私に見せてくれました。「実はこの『フォックスキャッチャー』には黒澤映画への一種のオマージュもはいっていて、「何も音の無い静かな場面で、色々なテンションを作り上げる」というシーンは黒澤明から学んだことです。人は本来自分がいるべきところではない、おかしな環境にいると、どんな風に動き、どうなっていくのか、ということを描くのがとても大好きで、観客にそのストーリーをシェアしたいので、みなさんの感想を聞くのをすごく楽しみにしています。本当にありがとうございます」

さらに撮影の裏側も語った。「『The Cruise』という彼の映画監督デビュー作であるドキュメンタリー映画のプロデューサーをつとめました。今まで色んな彼の撮影現場に行きましたが、今回の『フォックスキャッチャー』の現場は、「すごく真面目で真剣なものをつくっている」という撮影現場で、キャストの人達も一人一人は最高に楽しい人達ですが、この映画の撮影現場ではすごく大事なものをつくっているという重さは常に感じました。特に、主演のスティーヴ・カレルは、本年度のアカデミー賞「主演男優賞」にノミネートされ、個人的にも大好きなユーモア溢れるコメディアンにも関わらず、『フォックスキャッチャー』の撮影現場ではすごく恐ろしいキャラクターになりきって、みんなが近寄れないくらいに恐ろしい人物になっていました。撮影が終わってからも、そのキャラクターがしばらく続いていて、彼は一人で遠くにこもっていました。チャニング・テイタムやマーク・ラファロ達との雑談の輪には、スティーヴ入らないことが多かったですね。今回、本作でチャニング・テイタムが演じた実在の人物、「マーク・シュルツ」も撮影現場に来たのですが、彼でさえもスティーヴが恐ろしいと言って、近寄れなかったんです」(セオドール・ミラー)

「チャニング・テイタムはアメリカでセクシーな男優No1にも選ばれるような本当にすごくキュートな方で、来日した時の浅草での失敗話を聞かせてくれたり、とてもファニーな方でした。マーク・ラファロもすごく優しくて全員に声をかけるとても陽気な方でした」(アン ミカ)

2014年 アメリカ映画/135分
英題=Foxcatcher
日本公開=2015年1月24日
配給=ロングライド
公式サイト http://foxcatcher-movie.jp
©MMXIV FAIR HILL LLC. ALL RIGHTS RESERVED

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