臓器移植がテーマの「死の臓器」小泉孝太郎主演でドラマ化



連続ドラマW「死の臓器」(監督:佐藤祐市×植田泰史)
初共演の小泉孝太郎と武田鉄矢©WOWOW
[シネママニエラ]俳優の小泉孝太郎が、麻野涼著の医療サスペンス小説「死の臓器」のドラマ化で主演をつとめることが明らかになった。小泉は「今回の作品は本当にヘビーなので、正しいのか悪いのか、全て撮影し終わらないと答えが出ないと思っています。揺れ動く沼崎を一番表現したい」と語る。

本作は臓器移植をテーマに臓器売買の闇と現在の移植医療の倫理をリアルに描き人命の在り方を問う社会派ドラマ。患者を救うために必要とされる臓器移植、大病院と製薬会社の暗躍、そういった現代医療の倫理に迫る! 腎臓が摘出された女性の遺体の発見と、ある医師が掛けられた臓器移植手術による人体実験容疑という2つの事件の接点が、臓器売買疑惑へと発展していく過程を描く。

主人公の沼崎恭太役に小泉孝太郎。誠実な性格で真実の報道にこだわるが、一方で報道の正義に翻弄され苦悩する主人公を演じる。さらに医療倫理のはざまで葛藤する医師役に武田鉄矢。スタッフには脚本の高山直也と鈴木智。監督は佐藤祐市と植田泰史が担う。

佐藤祐市監督

「ドラマWは、いつかやりたいと思っていたので、決まった時は正直大変嬉しく思いました。でも原作を読んで『これは難しい作品だ』と感じました。臓器売買は勿論違法行為ですが、レストア腎移植(術式のひとつ。癌に侵された腎臓を摘出し病変部分を切除・修復除去する。レストアとは回復・復元の意味)という存在を初めて知ったからです。グレーゾーンに相当する事象をどうやってエンタテインメントとして構築するのか?これが最大の問題です。(小泉さんや武田さんといった)以前仕事をご一緒したキャストと再び仕事が出来るのはとても嬉しい事です。現場ではコミュニケーションが大変重要です。お互いを知っているという事は、意思疎通を図り易いという意味で優位になります。しかし、知っている相手だからこそ以前の仕事よりも良い作品に仕上げなくては、折角の優位性を生かした事にはなりません。これも挑戦です」

小泉孝太郎(主演:沼崎恭太役)

「30代半ばという年齢から考えても、こういった社会派ドラマをやりたいと感じていました。そして、そういったことをちょうど考えてマネージャーと話していた3日後に、このドラマ出演のお話があり嬉しかったです。今回の作品は本当にヘビーなので、正しいのか悪いのか、全て撮影し終わらないと答えが出ないと思っています。もしかしたら撮影し終わっても答えが出ないかもしれない。揺れ動く沼崎というところを一番表現したいと考えています。(武田鉄矢との初共演について)百戦錬磨の方で凄まじい存在感があるので、考え過ぎずに直観を大事にして、新人の挑戦者として自分の感覚や感性のまま演じたいと思います」

「死の臓器」第一話あらすじ

 テレビ番組の制作会社のディレクター・沼崎恭太(小泉孝太郎)は、富士の樹海で女性の遺体を発見する。法医解剖で凍死と判断されたが、片方の腎臓が摘出されており、刑事の白井(豊原功補)は違和感を抱く。
 療聖会日野病院では、患者の高倉治子が人工透析を受けていた。治子の娘・裕美は主治医の日野誠一郎(武田鉄矢)に自分の腎臓を母に移植するよう懇願するが、日野は頑として受け付けない。救愛記念病院に搬送された男女のそれぞれの手術痕から院長の大田勇(小木茂光)は、この男女の間で行なわれた腎臓の売買を知り、警察に通報する。執刀医は日野だった。

WOWOW日曜オリジナル 連続ドラマW 「死の臓器」は2015年7月12日[日]より放送開始
毎週日曜 夜10:00(全5話)※第1話無料放送
公式サイト http://www.wowow.co.jp/dramaw/

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