『天空の蜂』本木雅弘「未来を担う子供にいかに伝えるか」熱弁

映画会見/イベントレポート

映画『天空の蜂』完成報告会見
左から堤監督、仲間由紀恵、江口洋介、本木雅弘、綾野剛
[シネママニエラ]俳優の本木雅弘が6月22日、映画『天空の蜂』完成会見に出席し、父親になる難しさを「いい背中を見せたいと思っても、乾電池のプラスマイナスを間違えて、子供に指摘されるダメなお父さんなので」と自身の素を明かし、映画『天空の蜂』を「未来を担う子供にいかに伝えるか。怪獣VS.人間として感覚で受け止めてもらえれば」と作品に込められたメッセージや無知の功罪と価値観の再構築に言及した。

『天空の蜂』江口洋介×本木雅弘が初共演

本作は、東野圭吾著の小説を基に、最新鋭の超巨大ヘリを乗っ取り、原子力発電所の真上に静止させるテロに立ち向かう様子を描く社会派エンタメ。原作者いわく「映画化など絶対に不可能と思っていた」作品に、配給会社の松竹が臨んだ。

江口洋介(ヘリコプター設計士・湯原役)、本木雅弘(原発設計士・三島役)、仲間由紀恵(三島の恋人・赤嶺役)、綾野 剛(ビッグBを奪った謎の男役)という配役。会見には本木をはじめ、江口、仲間、綾野、そして堤幸彦監督も出席。ちなみに仲間は「3日しか撮影していないのにこの場に立たせてもらって」と恐縮しきり。すると、綾野は「僕は2日ですから」として笑いを誘った。

堤監督は「語り尽くせないが、日本で映画にするべき題材。テロ、原発といろいろな切り口があるなか、親子の物語に大きな力を注いだ」と作品にかけた思いを述べ、「江口さんと本木さんの作り上げたジワジワしたものに、綾野さんがいびつな暴力への成り立ちを瞬発力を持って切り込んでくれた。(俳優陣に)感謝している」と礼を言い、音響へのこだわりとして「ヘリのローター音はハリウッドにも負けない!」として胸を張る。

江口は相手役の本木との初共演について「違う価値観を持った男同士のぶつかり合いを演じられた。いいパートナーでした」と真面目に語れば、本木は「実は僕今年50歳なので江口さんより2つ年上なんですが、そう見えないでしょ?」と江口がしっかり者だと強調。そのまま年齢ネタとして、「蛇行する山道で走行している車のハンドルを(江口と)奪い合うシーンを撮りましたが、体力が必要なのであと2、3年でこういうシーンは撮れなくなるだろうなと思った」と振り返った。堤監督はすかさず「また撮ろうよ!」と声をかけ、本木は笑顔でこたえた。

映画『天空の蜂』は、2015年9月12日[土]より全国公開

日本映画
英題=The Bee in the Sky(小説)
日本公開=2015年9月12日
配給=松竹
公式サイト http://tenkunohachi.jp/
©2015「天空の蜂」製作委員会

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