『インサイド・ヘッド』監督が8才少年に伝授!質問にマジ返答

映画会見/イベントレポート

映画『インサイド・ヘッド』記者会見

映画『インサイド・ヘッド』( 原題 Inside Out )来日記者会見映画『インサイド・ヘッド』来日記者会見には、ピート・ドクター監督(5年半ぶり3回目)とロニー・デル・カルメン共同監督(初来日)と、日本語版声優を担当する竹内結子と大竹しのぶが揃って出席した。映画の中でも重要なアイテムとなっている「思い出ボール」を思わせる巨大なバルーンが登場。そのボールが割れると中からスペシャルゲストとし竹内と大竹が現れる演出も。

ピート・ドクター監督

「映画『トイ・ストーリー』に関わった時から、最終形はみえずに進むという製作スタイルは変わらない。挑戦は感情のキャラ化。何千もの絵から生み出したんだよ。例えば「イカリ」の頭が爆発していることなんかもね。ピクサーでは大量にDRAWING(描く)してコミックブックのようにプレゼンするんだ。自分たち自身で音楽、セリフを入れていく。それでジョン・ラセター、ブラッド・バード、アンドリュー・スタントンといった監督勢はもちろん、キッチンのスタッフまで観てもらうんだよ。僕的に今作は「ビビり」からはじまり「ヨコロビ」に転じ、いまは終わりなので「カナシミ」って感じだよ」
「実は企画当初からの3年間は、自分の中学時代の感情「ヨロコビ」と「ビビリ」の物語で進めていたんだけど、うまくストーリーにならず、伝わりづらいし楽しいものにならなかった。企画は失敗だとして、手を引くべきか悩み、引越しも考えたほど。けれども、深い結びつきのある友人との別れが最も感情をゆさぶったことから、同じ感情を共有した人々、ヨコロビとカナシミをペアに変えることでストーリーが膨らんだ。やり直しに伴う作業は大変だったけどね、ピクサーの全面サポートがあってこそ成し得たんだ。」
「ジブリ美術館に行って尊敬する宮崎駿監督にお会いしました。宮崎監督が映画を見終った後、椅子から立ち上がって拍手をしてくれて、『娘さんへの深い愛情が感じられて胸を打たれた』という言葉をかけてもらえたことも本当に信じられないほど嬉しかった」

ロニー・デル・カルメン共同監督

「(『アバター』超えの驚異的なオープニング記録について)沢山の人に共感してもらえ、喜んでもらえたことが一番嬉しいです。感情というのは誰もが持っていて普遍的なものなので、自分の物語として共感してもらえたんだと思う」

大竹しのぶ、竹内結子映画『インサイド・ヘッド』来日記者会見にて声優を務めた竹内結子と大竹しのぶによる吹替版の出来栄えを「とってもチャレンジングな役だったのに愛らしく演じてくれて、2人とも本当にとても素晴らしかった」と絶賛。ふたりからは両監督に巨大な五色のお団子が手渡された。異なる文化ゆえ、それが食べ物だと知らされていない両監督はサービス精神を発揮して、旗や纏のようにお団子を振り上げたり、また刀にみたててソードアクションをしたり、お茶目な姿を見せていた。

大竹しのぶ(カナシミ役)

「人の誕生と共に一番最初に生まれる感情がヨロコビ。それが嬉しかった。人として大切なことを教えてくれる映画なので、大人の人達にぜひ観て頂きたい。世の中がヨコロビで溢れて欲しい」

竹内結子(ヨロコビ役)

「自分の経験を重ねあわせて、共感できる〝これは私たちの物語だ“と思いました。人生で迷った時でも自分の感情を確認できたり、見終った後に笑顔になれる作品です。是非ご覧頂きたいです」

アメリカ映画
原題=Inside Out (2015)
日本公開=2015年7月18日
配給=ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
© 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

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