チリのサンホセ鉱山落盤事故の救出作業を描く映画『チリ33人 希望の軌跡』が公開へ



アントニオ・バンテラス、映画『THE 33』(原題)
©2015 ALCON ENTERTAINMENT,LLC
[シネママニエラ]俳優のアントニオ・バンデラス主演で実際に起きた落盤事故の救出作業を描く映画『THE 33』(原題)の日本公開が決まった。

2010年に発生したチリのアタカマ州コピアポにあるサンホセ鉱山落盤事故で17日間も連絡の途絶えていた33名の男性作業員を救助する作業を世界中がかたずを飲んで見守った。700メートルという距離で隔絶された地上と地下で繰り広げられた数々の闘いの全容を明らかにし。今の時代を生きるために必要な、勇気・希望・知恵・絆・愛と友情が本作では描かれる。

映画『シャッター アイランド』『ブラック・スワン』などを製作してきた、プロデューサーのマイク・メダボイは「実際にチリに住んでいたという経験が役立ち、この映画の映画権を獲得できた」と話す。また「チリの鉱山作業員たちにロスで会うことができたが、心が広くユーモアに溢れ、博識な彼らを目の前にして、まるで17歳のときに時間が遡ったような気がしたよ」と振り返る。

アントニオ・バンデラス(主人公マリオ・セプルベダ役)

「5年前、私を含めた何百万人もの人がこの事故にくぎ付けになった。それは、あの鉱山の中で69日間もの長い間生活し、無くなっては困るもの、例えば水や食料、子供たちの眼差し、妻の瞳、そして命の価値を映し出していたからだ。毎日あって当たり前のものが無くなるという状況を、人々は想像しただろう。鉱山作業員33人にそれぞれの物語があり、地上で救出に当たった人たちや救出を待つ家族にも、全てが信じられない」

マリオ・セプルベダ(チリ鉱山作業員 実在の人物)

「この事故が20年前に起きていたら、おそらく私たちは救出されなかっただろう。今回の救出劇は、妻と家族や友人たちの努力と報道機関が起こした奇跡だ。私は地上にいる人たちの映像を見るたびに、今でも涙が止まらない。昼間はとても暑く、夜はとても寒い砂漠で苦しんでいた家族のことを思い出すんだ」

[スタッフ]
原作=「Deep Down Dark」エクトル・トバール
監督=パトリシア・リゲン
脚本=ミッコ・アラン、クレイグ・ボーテン、マイケル・トーマス
製作=マイク・メダボイ、ロバート・カッツ、エドワード・マガーン

[キャスト]
アントニオ・バンテラス、ロドリゴ・サントロ、ジュリエット・ビノジュ
ジェームズ・ブローリン、ルー・ダイアモンド・フィリップス、ボブ・ガントン、ガブリエル・バーン

アメリカ、チリ合作映画/120分予定
原題=THE 33(2015)IMDb
日本公開=2016年5月14日→2016年8月24日DVD発売
配給=ワーナー・ブラザース映画
公式サイト

2015年10月13日 掲載
2016年03月21日 更新[邦題=チリ33人 希望の軌跡|公開初日]
2016年06月27日 更新[2016年8月24日DVD発売]

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