瑛太、松田龍平

瑛太&松田龍平『まほろ駅前多田便利軒』インタビュー

映画インタビュー

瑛太、松田龍平

[シネママニエラ]映画『ゲルマニウムの夜』『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』の大森立嗣監督が、三浦しをん原作の直木賞受賞小説を映像化した映画『まほろ駅前多田便利軒』。温かな人間ドラマが魅力の同作に主演された瑛太さん&松田龍平さんが、揃ってインタビューに応じてくれました。

同作は、東京郊外の架空の街・まほろ市を舞台に、便利屋を営むバツイチ男・多田啓介(瑛太)のもとに、中学の同級生・行天春彦(松田龍平)が転がり込むことから物語が展開する。しっかり者と変わり者。水と油のような二人の便利屋に集まるのは、どこかきな臭いワケありの依頼人たちばかり。ペットの世話、塾の送り迎え代行、納屋の整理―そんな仕事のはずだったが・・・。

――多田という役について、どのような印象をお持ちですか?

瑛太:原作を読んだときと、脚本を読んだときで多田に対するイメージはちょっと違ったのですが、基本的には真面目で、仕事に関してはしっかりやろうと思っている前向きな姿勢の人間だと思いました。

松田龍平:瑛太もよく言っていますが、多田はよく人を見ている。すごくまっすぐなイメージがあります。行天は突然多田の家に転がりこんだりして、図々しいなと演じながら感じていたので、俺が多田だったら我慢できないだろうな、と。

――それでは行天という役について、どのような印象をお持ちですか?

松田龍平:人が普通思いつかないようなこととかを、瞬時に行動にうつしてしまう、そういうパワーのある男だな、という印象があります。最初に脚本をもらったときは、多田目線で読んでいたのもあって、行天の奇想天外な感じを客観的におもしろいなぁと思っていましたね。

瑛太:最初はただただ謎めいた奴だな、という印象でしたが、でもやっぱり自分の言動に自信があるというか、なにかしっかりとした思想を持って生きている人間なのだな、と思っています。

――“友達以上、親友未満”という多田と行天の関係は、どのように思いましたか?

瑛太:男女間の感覚に近いのかなって思いました。そういった意味でも多田が行天に振り回されて翻弄されていく。でも、それは根っこからすごく変わってしまうのではなく、少なからず影響があった程度だと思うんです。

松田龍平:あれは恥ずかしい部分だと思うんですよ、男同士なのにはっきりしないというか。けれども、やっぱり一緒に生活していれば、男っぽさだけではない付き合いが出てくる。そういうふたりの微妙な関係性を断片的に切り取った物語だなと思いました。

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