『赤毛のアン初恋』と完結編『赤毛のアン卒業』連続公開

世界一美しいと言われるカナダのプリンス・エドワード島を舞台に、想像力豊かでおしゃべりが大好きな少女を描いたL.M.モンゴメリの不朽の名作「赤毛のアン」。エラ・バレンタイン版の『赤毛のアン初恋』と完結編『赤毛のアン卒業』連続公開する。

さまざまな失敗を繰り広げ大騒動を巻き起こしながらも周囲に温かく見守られ、のびのびと成長していくアンは、世代も国境も超えて愛され続けています。この小説が、作者モンゴメリの思いを受け継ぐ孫娘ケイト・マクドナルド・バトラーの製作総指揮により、本国カナダで３部作として映画化。

その映画『赤毛のアン』（2017年5月に日本公開）の第２部となる『赤毛のアン初恋』、完結編『赤毛のアン卒業』が連続公開。

「原作のイメージにぴったり！」と評判になった主演のエラ・バレンタインは、心揺れる１３歳と、大人への入り口に立つ１６歳を続けて演じ、「卒業」で見事２０１８年カナダ・アカデミー賞演技賞（青少年向け作品部門）を受賞。また同・監督賞も獲得しカナダ国民に愛されたシリーズ作品となった。

アンを優しく見守る兄妹、マシュウ役に名優マーティン・シーン、マリラ役にサラ・ボッツフォードら１作目のキャスト&スタッフが再集結。プリンス・エドワード島の四季折々の自然の美しさはもちろん、少女たちの溌溂とした笑い声と眩しい笑顔、楽しいお菓子作りの様子なども見逃せない感動作となっている。

映画『赤毛のアン初恋』（原題　L.M.MONTGOMERY’S ANNE of GREEN GABLES THE GOOD STARS ）あらすじ

13歳の心が揺れる。素直に好きと言えないのは、なぜ？

アンが、育ての親となるマシュウと妹マリラの家に来て2年。想像力を発揮しすぎて、自分が考え出したおばけにおびえたり、夜中に老婦人を死ぬほど驚かせてしまったり、はたまた髪を黒く染めようとして大失敗したり。そんな中、ダイアナとの友情を深める一方で、喧嘩していたギルバートとの和解のチャンスが訪れるが……。
上映時間：90分　

映画『赤毛のアン卒業』（原題　L.M.MONTGOMERY’S ANNE of GREEN GABLES FIRE & DEW ）あらすじ

16歳のアンに突然の悲しい別れ……。曲がり角の先にも、きっと素敵なことが待っている。

アンは教師を目指して、ギルバートら数人とクイーン学院を受験し合格。しかし親友ダイアナは親に進学を許されず地元に残る。初めての下宿生活でホームシックにかかりながらも、悲願の大学奨学金を獲得して卒業するアン。だが、家ではマシュウとマリラが老いて弱っていた……。アンは悲しい試練を経験し、人生の大きな決断をする。
監督　ジョン・ケント・ハリソン　音楽　ローレンス・シュレイジ　脚本　ジョン・ケント・ハリソン「赤毛のアン初恋」　脚本　スーザン・コイン「赤毛のアン卒業」　｜出演　エラ・バレンタイン、サラ・ボッツフォード、マーティン・シーン、ジュリア・ラロンド、ドゥルー・ヘイタオグルー
上映時間：90分　