『ゴジラ-0.0』山崎貴監督「これが本当にやりたかったゴジラ」
まもなく公開の映画『ゴジラ-0.0』(読み:ゴジラマイナスゼロ)の山崎貴監督が、同作について、「かなり攻めた描写を許してもらいました。“これが本当にやりたかったゴジラ”です」と語った。

アジア初となる第96回アカデミー賞©視覚効果賞を受賞し、興行収入76.5億円を突破した『ゴジラ-1.0』。その2年後の世界を描く、続編『ゴジラ-0.0』の日本初お披露目となる本作のジャパンプレミアが10月19日、TOHOシネマズ 日比谷にて開催された。この日は、“ゴジラの聖域”とも言える銀座の東京高速道路「KK線」銀座・有楽町エリアにてレッドカーペットも行われた。
両イベントには、主演の神木隆之介、ヒロインの浜辺美波、前作から続投する水島四郎役の山田裕貴、秋津靜治役の佐々木蔵之介、野田健治役の吉岡秀隆、堀田辰雄役の田中美央、そして本作から新たに加わった青山眞琴役の長澤まさみ、村上寛治役の田中泯、そして監督・脚本・VFXの山崎貴監督が登壇し、本作について語った。
まずは敷島浩一を演じた神木と、浩一の妻・典子を演じた浜辺のコメント。
「監督の現場は、前作もそうだったんですけど、監督が本当に一番ゴジラを愛していて、「一番すごいものを撮りたい」という一直線の熱が前作にもあったんですけど、本作の撮影の時は、その前作を上回るほどの監督に熱量があった。その熱量を見て、キャスト、スタッフに相乗効果があった。その熱量がちゃんと完成した映像の中にたくさん詰まっているなと思いました」(神木)。
「『ゴジラ-1.0』では、敷島という人間は罪悪感を抱えて生きている人間でした。最後は“生きていたい”と思って作品が終わるんですが、浩一にとって今回は家族として守りたい存在ができたという変化があります。キャスト・スタッフ全員が命をかけて作った作品なので、ぜひ皆さんに観ていただきたいという気持ちでいっぱいです。純粋に作品を楽しんでいただけたらという思いと、この映画『ゴジラ-0.0』を愛していただけたらと思っております」(神木)。

「私は、“続編があったとしても典子は出演しない”と勝手に思っていたので、今作に出演できたことはすごくうれしかったです。典子の謎は、前作の終わりで少しだけ明かされていたと思うんですが、そこが今回の話のキーになっています。典子も、今回は家族として二年間を過ごしていることが物語にどう影響しているのかを、ぜひ楽しみにお待ちいただきたいです」(浜辺)。
特に印象的なのは、山崎監督の以下のコメント。「『ゴジラ』シリーズは、ファミリー向けの映画なので、とてもいろいろな制約があるんですが、今回は東宝の方と話をして、かなり攻めた描写を許してもらいました。“これが本当にやりたかったゴジラ”です。皆さん、これを“食らって”帰っていただきたいと思います」と挨拶を締めたこと。
大型災害対策事務局・野田局長役の吉岡は、本作鑑賞後に「2日半、ご飯が食べられなくなりました」と発し、それほど「台本を読んだ時と「全然違います! 2倍から3倍すごいものをいただき、“食らって”ました。試写の後は、「とにかく今はしっかり運転して事故を起こさないで帰ろう」と。それぐらい浴びせられました。だから皆さん、本当に覚悟して観てください」と話していた。
長澤は、「本当に吉岡さんが言ったみたいに、“食らった”っていうか…。衝撃と驚きとで、“すごいものを観てしまった”と思わされるような…。すぐに立ち上がれないような感じでしたね、蔵さん?」と佐々木にパス。ふたりは、試写の時に隣の席だったそうで、佐々木も「なかなか立ち上がれなかったですね」と振り返った。

山田も「吉岡さんが言っていたことは間違いないと思います!」と応じ、田中美央も「“食らって”だくだくに泣きました。ロビーで、吉岡さんに『田中さん、何で泣いているの?』って声をかけられました。僕は、涙が出るような衝撃でした」と明かしていた。
田中は「自分は昭和20年の戦争が終わる年に生まれて、空襲で燃やされたその日に東京で生まれたというのが、子どもの時からず~っと自分の中に生き続けていて。それでゴジラ…「うわっ」という感じですね」と語り、続けて「撮影の記憶をしょっちゅう思い返しているんですけど、ほとんど震えっぱなしでしたね。完成作の初号を見ても、やっぱり震えていて、それを思い出して、また震えていて。こんなに震えた映画出演は初めてです」と吐露した。
レッドカーペットイベントの最後は、堀田艦長(田中美)の「『ゴジラ-0.0』の衝撃に備えよ!」で締めくくった。
映画『ゴジラ-0.0』(東宝 配給)は2026年11月3日[火・祝]より全国公開
©2026 TOHO
映画『ゴジラ-0.0』予告編
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映画『ゴジラ-0.0』公式サイト
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