チャン・ツィイー 2019東京国際映画祭コンペ審査員長に就任

ニュース 東京国際映画祭

中国の女優チャン・ツィイー(章子怡)が、第32回東京国際映画祭のコンペティション部門で審査委員長を務めることが決まった。「名だたる映画人とともに素晴らしい作品を見つけ、称えることができるという格別な経験ができることを光栄に思います」とコメント。女性の審査委員長は2003年の第16回東京国際映画祭のコン・リー(鞏 俐)以来2人目。

チャン・ツィイー 2019東京国際映画祭コンペ審査員長に就任
チャン・ツィイー(章子怡)
© 2019 TIFF / Kazuko Wakayama
チャン・ツィイーさん

初めて東京に来たのは、長編映画のデビュー作とともに、中国から旅に出た若い俳優の時でした。『初恋のきた道』への歓迎の温かさにとても感動し、日本が映画制作に込める愛情と情熱を直に目の当たりにしたことを覚えています。私の長編映画デビュー作が、日本、そして世界中の映画ファンに好評を得たという経験は、この(映画という)視覚的な方法が物語を語る力、普遍的に感じられる悲しみと喜びを表現する力というものを教えてくれました。若い俳優にとって、これは素晴らしい体験でした。今回東京国際映画祭にご招待いただき、日本の映画ファンと一緒に過ごすことができることは大きな喜びであり、また審査委員長として、名だたる映画人とともに素晴らしい作品を見つけ、称えることができるという格別な経験ができることを光栄に思います。 
                            

久松猛朗さん(フェスティバル・ディレクター)

この度、第32回東京国際映画祭の審査委員長に女優のチャン・ツィイーさんをお迎え出来ることを心より嬉しく思います。彼女は、言うまでもなく、中国のみならず世界で活躍する女優の一人ですが、長編映画デビュー作『初恋のきた道』で彼女を見た時の衝撃は未だに忘れられません。また彼女は鈴木清順監督の『オペレッタ狸御殿』にも主演され、日本人が非常に親しみを感じる女優でもあります。今回、東京国際映画祭で彼女と一緒にお仕事を出来ることは本当に楽しみですし、それが双方にとって実りあるものになることを心より願っています。

チャン・ツィイー 2019東京国際映画祭コンペ審査員長に就任

チャン・ツィイーは、デビュー前には中国の最高学府・北京舞踏学院に通い、6年間伝統的な民族舞踊を学んだ後、卒業後、期せずして中国で最も権威のある演劇学校・中央戯劇学院に入り、俳優としてのキャリアをスタートさせた。2000年、世界的に評価を受ける、チャン・イーモウ監督作品『初恋のきた道』で映画デビューを果たし、この作品が第50回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞したことから脚光を浴びる。過去には、カンヌ映画祭で 2006年にメインのコンペティション部門、2009年にシネ・フォンダシオン、2013年にある視点部門の審査員を、また2016年にはトロント国際映画祭のプラットフォーム部門の審査員を務めている。さらに、フランス文化省より、芸術・文学の分野で功績がある人に贈られる名誉勲章、芸術文化勲章シュヴィリエが授与されている。

第32回東京国際映画祭は2019年10月28日[月]~11月5日[火]
© 2019 TIFF

東京国際映画祭公式サイト www.tiff-jp.net
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