浜辺美波×北村匠海×福本莉子×赤楚衛二「ふりふら」初日に夏の思い出明かす

女優の浜辺美波の主演映画『思い、思われ、ふり、ふられ』が公開初日を迎え、浜辺をはじめ北村匠海、福本莉子、赤楚衛二、三木孝浩監督による舞台挨拶が全国の劇場に生中継された。この日は、キャストの皆さんの「夏の思い出写真」がお披露目され、その当時を振り返るトークが展開した。

実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』 — 後列左から三木孝浩監督、福本莉子、赤楚衛二
前列左から北村匠海、浜辺美波
©2020映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会　©咲坂伊緒／集英社

本作は、４人の高校生男女の切なくすれ違う青春ラブストーリー。４人全員の個性が異なり、秘密や葛藤を抱えた彼らが恋愛や友情を通して、自分自身・他者と向き合いながら成長していく姿を描く。原作は、咲坂伊緒著「思い、思われ、ふり、ふられ」（略称：ふりふら）

三木監督は「舞台挨拶ってお客さんの表情を見られるという醍醐味があるのですが、それがないのはちょっと残念」と心情を吐露したが、「全国のお祭りも中止になって少し寂しい夏を過ごされているかと思います。ぜひ、この映画を夏の思い出にしてもらえたら」とコメント。

この日のイベントでは本作の物語にちなんで、キャストの夏の思い出写真をスクリーンに投影するトークタイムが展開した。

赤楚は「高校三年生の文化祭。振り返ると、これが人生最後のモテ期だったかもしれません。制服デートがしたかったです」、北村「高校三年生の僕の横にいるのは、バンド（「DISH//」）のメンバーで同じ年の矢部昌暉くん。当時は彼しか友だちがいなかった」といった思い出話が聞けた。

そして、福本は「中学一年生の時のサッカー部の夏合宿です。合宿の序盤に手首にヒビが入ってずっと見学でした。夏なのでギブスが蒸れて辛かったです」、浜辺は「中学の写真はあまりなくて…。修学旅行ですけど、私は役で金髪だったので、これはカツラです」とカツラの思い出を明かして、笑いを誘った。

印象に残ったのは。この日の登壇者5名全員の血液型がB型だったこと。そのためか現場では、「みんな同じマイペースな血液型だったから、マイペースさがカチッとはまるとかなり現場のスピードが、あったかいんですけど勢いが増す感覚がありました」（北村）、「いい意味で一体感があったと思います。みんなの空気感がすごく似ていて、例えば「今日は早く帰ろう！」「ご飯を食べに行こう！」という空気感になるとスイッチが入って、ちゃんとみんながそこに向かって頑張るんです」（浜辺）というエピソードが聞けたこと。

浜辺は、本作について「本当にいろいろなことがあって、無事に公開できることが何よりホッとしていて幸せなことだと感じています。この作品は、こんな時期だからこそ、高校生をはじめ学生の皆さんに届けたい作品になっています。今はみんなで一緒にすることが難しい時期ですけども、この映画を観て、四人の想いや青春に共感して、さらに観ていただいた方の絆が深まるような思い出になる作品になれたらいいなと思います」とまとめた。

こちらは超速報です。更新はしばしお待ちくださいませ。→サーバー更新進捗により大変お待たせしました。写真は落ち着次第載せます。