ベニスに死す(ルキノ・ヴィスコンティ監督)

ヴィスコンティの傑作『ベニスに死す』、10月1日からニュープリント上映!

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[シネママニエラ]巨匠ルキーノ・ヴィスコンティ監督の作中でも、映画『山猫』と並んで屈指の完成度を誇る傑作『ベニスに死す』。同作のニュープリント版上映の公開初日が、10月1日に決定した。

原作はノーベル文学賞に輝くドイツの文豪トーマス・マン(1875~1955)の同名小説。水の都ベニスで、至高の美少年に魅せられた芸術家の苦悩と恍惚。 マーラー交響曲第5番アダージェットに永遠の輝きを与えた、 巨匠ヴィスコンティの最高傑作であり、総合芸術の頂点。

映画『ベニスに死す』ストーリー

ベニスを静養のため訪れたドイツの高名な作曲家アシェンバッハは、滞在先のホテルで出会ったポーランド人の美少年タジオに心を奪われる。夏の終り、コレラが蔓延するベニスで出会ってしまった“究極の美”。その瞬間、美の囚人となったアシェンバッハの苦悩と恍惚が始まった…。

アシェンバッハを見事に演じたのは名優ダーク・ボガード。そのアシェンバッハを虜にするタジオには、当時15歳のビョルン・アンドレセン。原作の「ギリシャ芸術最盛期の彫刻作品を思わせる」金髪碧眼の少年を求め、ヴィスコンティ自らヨーロッパ中を旅して発見したスウェーデン人の新人。その完璧なまでの美しさは、今も伝説として語り継がれています。

映画『ベニスに死す』予告編

◆特別上映企画【ヴィスコンティと美しき男たち】
9月24日(土)~9月30日(金)開催!
上映作品=アラン・ドロン主演『若者のすべて』、ヘルムート・バーガー主演『ルードヴィヒ』

原題/英題=Morte a Venezia/DEATH IN VENICE
日本公開=2011年10月1日
配給=クレストインターナショナル
公式サイト
©1971 Alfa Cinematografica S.r.l. Renewed 1999 Warner Bros., a division of Time Warner Entertainment Company, L.P. All Rights Reserved.

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◆原作はこちら

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