『殺人の追憶』コンビのサスペンス映画『海にかかる霧』来春公開へ

[シネママニエラ]韓国のポン・ジュノが製作・脚本を担当し、実際に起こったテチャン号事件をベースにした舞台「海霧（ヘム）」を実写化したサスペンス映画『海にかかる霧』の来春公開が決まり、日本版ポスターと特報映像が届いた。米アカデミー賞外国語映画賞の韓国代表作であり、人気グループJYJのパク・ユチョンが本格スクリーンデビューを果たしてたことでも話題。

映画『チェイサー』や『哀しき獣』の俳優キム・ユンソクが船長を演じている。ほかにハン・イェリ、イ・ヒジュン、ムン・ソングンが出演。

名作『殺人の追憶』の脚本を担当したシム・ソンボの監督デビューということで、ポン・ジュノがプロデュース。韓国本国で、公開から６日間で１００万人を超える観客動員を記録して大ヒット。多くの競合作を抑えて２０１５年米アカデミー賞外国語映画賞の韓国代表にも選出された。

映画『海にかかる霧』あらすじ

不況下にあえぐ漁村。今日もチョンジン号は、一発逆転の大漁を夢見て沖に出たが叶わない。追い詰められた船長のチョルジュは中国からの密航者を乗船させる、という闇ルートの仕事を引き受けてしまった。沖合で密航船と合流し、密航者たちを乗り換えさせて陸へ運ぶ。簡単に見えた計画は、海上警察の捜査、悪天候に阻まれ、思いもよらぬ事態に陥って行く…。

『海にかかる霧』作品情報／予告編／日本版ポスター／場面写真／関連商品

2014年11月10日掲載
2015年02月20日更新
2015年07月26日更新[DVD_Blu-ray]

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