SABU、大野いと、松山ケンイチ

松山ケンイチ「映画『天の茶助』は斬新さを意識した」

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映画『天の茶助』inベルリン映画祭[シネママニエラ]沖縄ロケを敢行した映画『天の茶助』が、第65回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門での上映にあわせSABU監督、主演の松山ケンイチ、ヒロインの大野いとが訪独し、2月13日(現地時間)には記者会見やレッドカーペットに出席した。

本作はSABU監督自ら筆をとったオリジナル小説を基に、思いを寄せる少女を命の危険から救うべく、天界の茶番頭・茶助の冒険を描く物語。沖縄を舞台にしており、映画には沖縄各地の様々な伝統芸能が登場する。名匠・北野武を擁するオフィス北野が製作を担当。主題歌はMs.OOJAの♪「翼」を起用。

レッドカーペットでご一行は、拍手と歓声が一気に沸き立つとともに、詰めかけた世界中の報道陣のフラッシュを浴びた。SABU監督は、今回8回目の出品にして初のコンペティション部門ということで「感激しています。ベルリンのお客さんに観てもらえるのが楽しみです」とコメント。松山は「すごく楽しいです。これから観てもらえるので反応が楽しみです」と笑顔で語り、初の海外映画祭参加となる大野は緊張した様子で「すごくドキドキしています」と語った。

コンペティション部門の審査委員長は、映画『レスラー』『ファイター』『ブラック・スワン』ダーレン・アロノフスキー監督のもとに、ドイツの俳優ダニエル・ブリュール『ラッシュ/プライドと友情』『グッバイ、レーニン!』、韓国の映画監督ポン・ジュノ『殺人の追憶』『スノーピアサー』、アメリカのプロデューサーで『ハンニバル』『レッド・ドラゴン』のマーサ・デ・ラウレンティス、ペルーの映画監督クラウディア・リョサ『悲しみのミルク』、フランスの女優オドレイ・トトゥ『アメリ』、アメリカの脚本家マシュー・ワイナーという布陣で審査に臨む。

映画『天の茶助』は、2015年6月27日[土]より全国公開

2015年日本映画/105分
英題=Chasuke’s Journey
日本公開=2015年6月27日
配給=松竹メディア事業部、オフィス北野
公式サイト http://www.chasuke-movie.com/
©2015『天の茶助』製作委員会

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