限界に挑む男トム・クルーズ「常に喜びと感謝で映画づくり。今も無遅刻・無欠勤」



トム・クルーズ「次のミッション案はたくさんある」
トム・クルーズ「次のミッション案はたくさんある」
[シネママニエラ]来日中の俳優トム・クルーズが8月2日、製作・主演映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の記者会見にクリストファー・マッカリー監督とともに出席。トムは「自分が4歳で映画づくりを夢見た願いが叶った今、常に喜びと感謝の気持ちを忘れないし、撮影に遅刻することや休むことは一度もない」とストイックかつ情熱をもって映画作りに臨んでいることを語った。

トム・クルーズの映画『M:I』シリーズ5作を象徴するアクション

トムは「関係者の献身的な働きがあってこそ。監督がセリフを変えるので、実は2週間前に完成したばかり。映画を観て観客に喜んでもらえるのが最上の喜び」だという。1992年の初来日から、今回が21度目。大物スターでありながら、記者会見も毎回ほぼ定刻にはじまることにも「感謝の気持ち」があるそう。

マッカリー監督とは本作で5本目のコラボ。脚本の難しさについて、「トムが演じる主人公のイーサン・ハントは超人的なこと成し遂げるけども超人ではない。そのルールひとつ。やりたくてやっているわけではなく、イーサン・ハントがやらざるを得ない状況を作り出すことが大事。クリアなビジョンをもつけど、ミッションによって方向を導かれることもあるんだ」と明かす。

あ・うんの呼吸の監督は、「冗談で(高度1,500メートル、時速400キロの)エアバスA400M機に、ぶら下がることを提案したのに」とさらり。真に受けたトムは真っ向から臨んだ。トムは「面白かった」と笑み、すべてのスタントを自身でこなすことは「安全が第一だし、プレッシャーは特権。怖さを感じないようにしている。ぜひ聞いてもらいたい」と撮影の裏側を事細かに説明。熱弁を奮いすぎて、通訳の戸田奈津子に「(訳すのが大変になって)ごめんね」と気遣う場面も。

そして「飛行機の操縦免許は持っているからバードアタック、エンジンに接近するというリスクなどは十分把握していたけど、止められると思ったから監督には話さなかったんだ。ロンドンで撮影したけど、上空千フィート毎に気温は3度下がるんだ。寒いけれど、スーツ姿にこだわったのは、(アルフレッド・)ヒッチコック監督の映画『北北西に進路を取れ』へのオマージュにしたかったからさ」。

飛行機、乗用車、バイク、スキンダイビング(自分の息だけで潜水・水中遊泳)と、ド派手なミッション遂行シーンが連続する本作。サスペンスやストーリーに身を委ねて観るもよし、生トムの全ガチ撮影を堪能するのもよしな作品。31日の全米公開ではシリーズ最高のオープニング記録を樹立。「毎回学んでいるし、本作でも新しいスキルを身につけた」トム。けれども「飛行機にぶら下がるのはお勧めできません!」と声を大にして訴え、会場を笑いに包んだ。

日本公開=2015年8月7日
配給=パラマウント ピクチャーズ ジャパン
公式サイト

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

シネママニエラの更新をチェック!

AD