クリムト作『黄金のアデーレ』オーストリアのモナリザ奪還の実話



映画『黄金のアデーレ 名画の帰還』(サイモン・カーティス監督)
©THE WEINSTEIN COMPANY / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ORIGIN PICTURES (WOMAN IN GOLD) LIMITED 2015
[シネママニエラ]女優のヘレン・ミレンが主演を務める映画『黄金のアデーレ 名画の帰還』(原題 WOMAN IN GOLD )の日本公開日が11月27日(金)に決まった。現在は米国ニューヨークのノイエ・ガレリエ所蔵の肖像画がたどった軌跡と遺族と政府の闘いの実話がベースになっている。

ユダヤ人の未亡人マリア・アルトマン(ヘレン・ミレン)は米国に移り住み、一族の所有物であるグスタフ・クリムト[Gustav Klimt] (1862–1918年)の名画「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像」[Adele Bloch-Bauer I](1907)の返還を求めて、オーストリア政府を相手に訴訟を起こす! 本作では全てを失ったマリアが本当に取り戻したかったものが明かされていく。

肖像画のモデルは、アデーレ・ブロッホバウアーさん(1881-1925年)で、事業で財を成したユダヤ人実業家フェルディナント・ブロッホバウアー氏夫人。クリムトのパトロンでもあったご夫妻が、クリムト45歳の時に、26歳のアデーレさんを描かせた。その死後には遺言で「オーストリア美術館の寄付」とあったが、第二次世界大戦によってナチスに奪われることに。

監督はマリリン・モンローを題材にした映画『マリリン 7日間の恋』のサイモン・カーティス。駆け出し弁護士のランディ役をライアン・レイノルズ、自国と父の罪を償おうとするオーストリア人ジャーナリスト役にダニエル・ブリュールが扮している。

映画『黄金のアデーレ 名画の帰還』あらすじ
アメリカで暮らす82歳のマリア・アルトマンが駆け出し弁護士ランディと共に起こした裁判に、世界が仰天した。訴えた相手は、オーストリア政府。“オーストリアのモナリザ”と呼ばれる、クリムトが描いたマリアの伯母の肖像画「黄金のアデーレ」の返還を求めてのものだった。その名画には、ナチスに運命を翻弄されたマリアと彼女を取り巻く人々の美しい思い出と涙の記憶が詰まっていた。

【とりびあ】
これまでも同じ題材でドキュメンタリー映画がつくられている
『Adele’s Wish』http://www.adeleswish.com/
『Stealing Klimt』

[スタッフ]
監督=サイモン・カーティス
脚本=アレクシ・ケイ・キャンベル
[キャスト]
ヘレン・ミレン ライアン・レイノルズ ダニエル・ブリュール

アメリカ・イギリス映画/109分
原題=WOMAN IN GOLD(2015)IMDb
全米公開=2015年4月10日
日本公開=2015年11月27日
配給=ギャガ
公式サイト http://golden.gaga.ne.jp/
©THE WEINSTEIN COMPANY / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ORIGIN PICTURES (WOMAN IN GOLD) LIMITED 2015

2015年08月27日 掲載
2015年09月16日 更新[予告編動画|場面写真]

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