『英国王のスピーチ』ベルリン映画祭の記者会見も行列!

欧米で話題!『英国王のスピーチ』ベルリン映画祭の記者会見も行列!

アカデミー賞 ベルリン国際映画祭 映画会見/イベントレポート

『英国王のスピーチ』ベルリン映画祭の記者会見も行列!2月13日(現地時間)に発表された英国アカデミー賞では、期待通りの7冠に輝いた映画『英国王のスピーチ』。そして2月16日夜(現地時間)、ベルリン映画祭で本映画祭のハイライトを飾る、ベルリナーレ・スペシャル・ガーラ作品として招待された『英国王のスピーチ』の公式上映&記者会見の様子をお届けします。※写真はBFIのフォトコールにて。左から監督、カーター、ファース。ベルリンの写真は後刻、掲載予定です。

『英国王のスピーチ』は、幼いときから吃音に悩まされ、内気な性格となったジョージ6世が、兄の王位放棄のためにハンディキャップを克服して真の国王となるまでを描いた、英国王室の知られざる物語。アカデミー賞の発表を直前に控え、オスカーの12部門、最多ノミネートされているだけあって現地での人気も最高潮! チケットは即時完売し、上映に先立って行われた記者会見では、1時間前からジャーナリストが列を作って並ぶなど、異例とも言えるほどの注目度の高さを伺わせた。

記者会見に参加したトム・フーパー監督とコリン・ファース、ヘレナ・ボナム=カーターの3人は、予想通りのオスカーについての質問に「答え難い」という表情で苦笑。監督がその場を代表して発言し、「アカデミー賞は伝統のある素晴らしい行事であり、それにノミネートされるということはとても光栄。でも可能性があるなんてフリはできない」と交わし、笑いを誘った。

実話でもあることから、困難となった役作りに関してコリン・ファースは、「脚本家も実際に吃音に悩まされた経験があったので、彼から多くを教わった。でも吃音をマスターするだけでは十分ではなかった。ジョージ6世の苦しみ、その内面の葛藤を表現してはじめて彼を表現することができると感じた」と発言。役作りの後遺症に関して問われると、「この役を演じた後はふだんよりさらにスピーチが苦手になったね」と笑った。

原題=The King’s Speech
日本公開=2011年2月26日
配給=ギャガ

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