映画『リリーのすべて』( The Danish Girl )ジャパンプレミア

エディ・レッドメイン「早朝の明治神宮は美しかった」

映画会見/イベントレポート

トム・フーパー監督と俳優エディ・レッドメイン
東宝東和 提供
[シネママニエラ]来日中のオスカー俳優のエディ・レッドメインが映画『リリーのすべて』( The Danish Girl )のジャパンプレミアに出席し、日本のファンと初めての交流をはたした。また自由時間の過ごし方も明かした。

『リリーのすべて』PR来日で日本のファンと初交流!

本作は、命の危険を冒してでも自分らしく生きることを望んだ主人公と、その一番の理解者であり続けた妻が織りなす魂の触れ合いを描く感動のドラマ。

映画『英国王のスピーチ』でアカデミー賞4部門を受賞した巨匠トム・フーパーと映画『博士と彼女のセオリー』で英米のアカデミー賞を制覇し、若手演技派スターの俳優エディ・レッドメインが『レ・ミゼラブル』に続いて再タッグを組んだ作品。フーパー監督もこの日のジャパンプレミアに出席した。

エディはラルフローレンのスーツ姿で、有楽町マリオン11Fロビーに敷かれたレッドカーペットに登場し「エディ!」の掛け声を寄せたファンに歩み寄るなど、集まったファンのサインの要求に応えた。フーパー監督も積極的なファンサービスで大いに盛り上がった。エディは「とっても興奮しているよ!」とにこやかに。そしてアレキサンダー・マックイーンの青いドレスに身を包んだ奥さまのハンナとフォトコールに応じた。その去り際には投げキッスも。

そしてTOHOシネマズ 日劇1での舞台あいさつには、客席通路からステージに登壇。監督は「今日はようこそお越しくださいました!こんなたくさんの人々に迎えられてとても嬉しいです。この作品はエディと私2人の情熱を込めて作った作品です。彼とは10年以上の付き合いで、彼が22歳の時に出演してくれたTVミニシリーズの「エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~」(05)での感情が湧き出るような演技を見て、イギリスの素晴らしい俳優を見つけたと思いました。『レ・ミゼラブル』でオファーして、同作の撮影時に、バリケードの上に上ってマリウスを演じているエディに脚本を渡して、次の日にOKをもらった作品でもあります。この作品とともに、また日本へ帰ってこれてよかったです」と話す。

続けてエディも述懐。「最初、『レ・ミゼラブル』のバリケードの上で何も詳しいことは知らされずに茶封筒を渡されました。読んでみたら、唯一無二のとても素晴らしいラブストーリーだったので、即OKをして『いつから!?いつからクランクインなの!?』と聞いたら(監督の)トムから『落ち着け!』と言われました(笑)。監督にはこんな素晴らしい作品に起用してくれて本当に感謝しています」。

さらにリリーという難役について「リリーの心の旅を見い出すのが大変でした。いろんな段階のリリーを同じ日に演じたりしなければならなかったので、それも大変でしたが、役者の夢は興味深い役を演じることができることです。リリーほど魅力的なキャラクターはいないと思います」

エディが今回の来日を語る

朝4、5時に築地の競りを見に行こうとしたんですが、その時間は観光客が入れなくて。それで明治神宮を見に行ったんです。そうしたら、少し雨が降っていて、霧もかかり、とても美しい風景でした。そして、一番忙しい場所と聞いた渋谷にも行きましたが、早朝の5:45だったので、誰もいませんでした。(笑)本当に楽しんでいます。

映画『リリーのすべて』(東宝東和 配給)は2016年3月18日[金]より全国公開
公式サイト http://lili-movie.jp/ ( R15+ )

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