製作50周年!独立戦争映画『アルジェの戦い』群衆撮影に8万人を動員

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[シネママニエラ]イタリアのジッロ・ポンテコルヴォ監督がアルジェリアの独立戦争を描いた映画『アルジェの戦い』(原題 La battaglia di Algeri )の[デジタル・リマスター、オリジナル言語版]がまもなく日本公開を迎える。

映画『アルジェの戦い』デジタル・リマスター、オリジナル言語版(ジッロ・ポンテコルヴォ監督・共同脚本)
独立へ! © 1966 Casbah Films, Inc. All rights reserved.

製作から50周年、ヴェネツィア、トロント、ニューヨークといった国際映画祭でリバイバル上映もされた本作。記録映像を一切使わず、目撃者や当事者の証言、残された記録文書をもとにリアルな劇映画として戦争の実体をドキュメンタリー・タッチで詳細に再現し、1954年から1962年にかけて、フランスの支配下にあるアルジェリアにおいて、フランス軍と抵抗組織の攻防を捉えた。

カスバでオールロケを敢行、5年の歳月をかけている。「解放戦線は敗北した」というフランス軍の勝利宣言シーンの後に、実際のアルジェリア市民、8万人を動員して群衆が「アルジェリア万歳」と悲痛の叫びをあげるシーンを撮影。

なお、フランス側は本作を反仏映画とされたが、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞グランプリに輝いた。監督は後年、同映画祭のディレクターをつとめた。激動の世紀に生きる我々にとって改めて今観るべき映画として世界中で再評価が高まっている。

参考
アルジェリア民主人民共和国は北アフリカのマグリブに位置する共和制国家。その首都はアルジェであり、一般的にカスバはアルジェ旧市街を構成する一画の呼称。

映画『アルジェの戦い』あらすじ

FLN(アルジェリア民族解放戦線)の声明第1号が流れる。刑務所を脱獄した青年アマール・アリこと通称アリ・ラ・ポワントのもとにFLNの伝令が届く。指示通り街中で若い女から拳銃を受け取り、真正面から警官を撃ち殺そうとしたアリだが、拳銃には実弾が入っておらず、あわてて逃げ出す。
( 原題 La battaglia di Algeri |英題 The Battle of Algiers/1966年/イタリア=アルジェリア映画/B&W/1.85:1/121分)

映画『アルジェの戦い』予告編

© 1966 Casbah Films, Inc. All rights reserved.

映画『アルジェの戦い』デジタル・リマスター、オリジナル言語版(コピアポア・フィルム 配給)は2016年10月8日[土]より新宿K’s cinemaほか 全国順次公開

公式サイト http://algeri2016.com/
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