映画史の原点!『リュミエール!』(原題 Lumière! )



映画史シネマトグラフの原点!「映画の父」リュミエール兄弟の厳選秘蔵作品が観られる映画『リュミエール!』(原題 Lumière! )の日本版予告編が完成した。ルイ&オーギュスト・リュミエール兄弟が発明した“シネマトグラフ”で撮影された映画『工場の出口』等が1895年12月28日、世界で初めて有料上映された。

ルイ&オーギュスト・リュミエール兄弟
© 2017 – Sorties d’usine productions – Institut Lumière, Lyon

全長17メートル、幅35ミリのフィルム、1本約50秒。現在の映画の原点ともなる演出、移動撮影、トリック撮影、リメイクなど多くの撮影技術を駆使した作品は、当時の人々の心を動かした。1897年、静止画写真しかなかった世界において、『ラ・シオタ駅への列車の到着』の動画映像50秒を見た観客は、蒸気機関車が本当に迫ってくると驚くのだった! 

本作は、1895年から1905年の10年間に製作された1,422本より、カンヌ国際映画祭総代表であり、リヨンのリュミエール研究所のディレクターを務めるティエリー・フレモー氏が選んだ108本から構成された。リュミエール兄弟にオマージュを捧げた珠玉の90分。4Kデジタルで修復され、フレモー氏が自ら解説ナレーションを担当、ひとつの時代、そこに生きる様々な人や場所、伝統の証人である映像の数々。

リュミエール作品の中でも多くの人が目にしたことのあるコメディ『水を撒かれた水撒き人』(1895)、そして、世界各地の映像――エジプトのギザで撮影されたピラミッド(1897)、水の都ヴェネチア(1896)、セーヌ川から撮影されたエッフェル塔(1897)、ロンドンのウェストミンスター橋から撮影されたビック・ベン(1896)など貴重な映像が満載! 特に1897年の京都、剣道家ふたりの試合を撮影した120年前の日本の様子は、現存する日本最古の映像のうちの一本といわれている。映画としてだけでなく世界の歴史を垣間見る機会となるだろう。

映画『リュミエール!』あらすじ

1895年~1905年リュミエール研究所のシネマトグラフ短編映画集1,422本の108本より
(2016年/フランス映画/フランス語/モノクロ/ビスタ/5.1chデジタル/90分 字幕翻訳 寺尾次郎 字幕監修 古賀太)
監督・脚本・編集・プロデューサー・ナレーション ティエリー・フレモー 
製作 リュミエール研究所 共同プロデューサー ヴェルトラン・タヴェルニエ 
音楽 カミーユ・サン=サーンス

映画『リュミエール!』予告編


© 2017 – Sorties d’usine productions – Institut Lumière, Lyon

映画『リュミエール!』(ギャガ配給)は2017年10月28日[土]より東京都写真美術館ホールほか全国順次公開
映画『リュミエール!』公式サイト
公式SNS Twitter | Instagram | facebook

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