司馬遼太郎著『峠』小泉堯史×役所広司で映画化!



司馬遼太郎著「峠」を初映像化する映画『峠 最後のサムライ』の企画が9月3日、明らかになった。現在まで15本の映画化原作を持ち、昨年公開され大ヒットを記録した『関ヶ原』に続き、新たな司馬作品映画が誕生する。監督は黒澤組の系譜を継ぐ名匠・小泉堯史、そして河井継之助を演じるのは役所広司。公開は2020年を予定。

司馬遼太郎著『峠』小泉堯史×役所広司で映画化!
司馬遼太郎著『峠』小泉堯史×役所広司で映画化!

世代を超えて熱烈なファンを数多く持つ歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が、幕末の風雲児と呼ばれた、越後長岡藩家老・河井継之助を描いた大ベストセラー作品「峠」。それまでほとんど名前を知られていなかった河井の名を一躍世間に広め、その人となりを知らしめるきっかけとなった。

主演の役所をはじめ、松たか子、田中泯、香川京子、佐々木蔵之介、坂東龍汰、永山絢斗、芳根京子、榎木孝明、渡辺大、矢島健一、山本學、井川比佐志、東出昌大、吉岡秀隆、そして仲代達矢と、黒澤監督作品常連の演技派俳優から新進気鋭の若手キャストまで、錚々たるメンバーがそろっている。9月中旬から約3か月間、継之助の故郷・長岡市をはじめ新潟県を中心に茨城や京都での撮影を予定。

「北越戦争」を描くに当たり、約5,000人規模のエキストラを募集しているという。

映画『峠 最後のサムライ』(松竹、アスミック・エース 配給)は2020年より全国公開

小泉堯史さん(監督・脚本)

司馬遼太郎さんは「峠」のあと書きに記している。「幕末期に完成した武士という人間像は、その結晶のみごとさにおいて人間の芸術品とまでいえるように思う」私もこの映画において侍とはなにか、捉えてみたい。

役所広司さん(河井継之助 役)

美しい映画を求め続ける小泉監督作品に再度参加できることはこの上ない幸運です。世界中で知られている「サムライ」という美的人間の代表でもある河井継之助を背筋を伸ばし、気持ちを引きしめて撮影に臨みたいと思います。

松たか子さん(継之助の妻・おすが 役)

 
出演させていただけること、大変光栄に思っています。継之助さんの夢の邪魔をせぬよう、役所さんの足を引っ張らぬよう、、、先輩方から学べることに感謝しながらつとめさせていただきます。

仲代達矢さん(長岡藩の先代藩主・牧野忠恭(雪堂)役)

時代劇の中ではよく信長や信玄がもてはやされますが、私はタヌキオヤジと言われながら二百五十年余の日本の平和を築いた家康の方が本来の侍の様な気がしています。今回の作品でもそうした侍の在り方が問われるでしょう。

関根真吾さん(松竹撮影所プロデューサー


今年は、物語の舞台である長岡藩開府400年、戊辰戦争終結150年、主人公の河井継之助没後150年。そんな節目の年に本作の製作を発表できることに、深いご縁とこの企画の運命のようなものを感じています。司馬遼太郎先生の原作を得て、小泉堯史監督のもと最高のスタッフ・キャストと共に、ご当地長岡市から新潟県を中心に撮影に臨んでまいります。2020年は東京オリンピック。「サムライジャパン」と言われる日本人の魂が再び注目されます。そんな年に、この作品を通して「かつて日本人が生み出した、世界に類を見ない“侍”というもの」を再び見つめ直すきっかけになってもらえればと願っています。

映画『峠 最後のサムライ』あらすじ

徳川慶喜による大政奉還も奏上され、260年余りに及んだ江戸時代が終焉を迎えた幕末。そんな動乱の時代に、幕府にも官軍にも属さず、小藩・越後長岡藩の中立・独立を目指した男、河井継之介。彼の壮大な信念は、混沌を迎えた日本を変えることができるのか?藩の運命を賭けて混乱期を生きた“最後のサムライ”と、彼を支え続けた妻との深い愛情。そしてリーダーとしての彼を信じ、運命を共にしようとする男たちの熱い絆。

映画『峠 最後のサムライ』公式サイト http://touge-movie.com/
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