小野寺の弟・小野寺の姉舞台あいさつ

声優・寿美菜子『小野寺の弟・小野寺の姉』女優経験を語る

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小野寺の弟・小野寺の姉[シネママニエラ]映画『小野寺の弟・小野寺の姉』のスペシャルトークショー付き試写会イベントが10月6日、東京・シネマート六本木にて行われ、本作が初監督となる西田征史監督、そして女優として本作に出演した大人気声優の寿美菜子、さらに西田監督がシリーズ構成をつとめ、寿さんが声優をつとめた大ヒットアニメ『TIGER&BUNNY』のキャラクターデザイン(原案)をつとめており、実は本作にサプライズ出演している漫画家・桂正和先生が登壇した。

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――『小野寺の弟・小野寺の姉』を観た感想はいかがでしたか

桂:初映像作品とは思えないクオリティの高い作品ですよね。初監督の作品てよく、「ここにだわったんだ」みたいな力の入ったシーンが出てきて「ここ何のシーンなんだろう」と、見てる側との差がうまれてきてしまうことが多いんですけど、西田さんの今回の作品は、今までに何本も撮ってきたかのような、安心して見れる作品でした。率直に言うと、天才だなって思いました。
寿:こんなにあったかい映画ってあるんだなと思いました。元々、舞台版も鑑賞させて頂いていたので、今度は映画でもこの姉弟にもう一度あえるんだ!って。
西田:なんて嬉しいコメントをいってくれるんだ!

――姉・より子の恋のライバルとなる齋藤ちゃん(齋藤亜沙子)役を演じていかがでしたか?

寿:オファーが来たときはびっくりしました。始めは「どう?興味ある?」といった感じに連絡が来て、「もちろんです!やらせてください!」とお返事させていただきました。
西田:タイバニでの寿さんの「生っぽい演技」が気に入っていたので、ぜひ「斎藤ちゃん」という役をやってほしいとお願いしました。

――ベテランの共演者の方々との演技や撮影現場はいかがでしたか?

寿:もう本当に恐れ多いなと最初は思っていたんですが、現場に入って、本当に親切にしてもらって、アニメとは違った自然なお芝居を肌で感じることができました。西田監督からも「どう?勉強になっているかな?」と気にかけて頂いて。本当に勉強になる、刺激のもらえる現場でした。タイバニでは「脚本家の西田さん」というイメージだったので、『小野寺』では座長というか現場を取りまとめている監督の顔をしていました。
片桐はいりさんと及川光博さんも本当に素敵な方で、休憩中もたくさんお話をさせて頂いて、「寿って本名なんですか?」と聞かれたりしました。

――桂さんも映画にご出演されていたんですか?

桂:西田監督の初監督作品だから、記念に出たいといって出してもらったんですよ。一瞬でもいいからって。
西田:音楽の池瀬さん(「TIGER&BUNNY」、「小野寺の弟・小野寺の姉」音楽・池頼友さん)も何度も観ているはずなのに「えっ?桂さんでていたの?」っていってました。0.9秒くらい出演されています(笑)
桂:出方が難しかったです。ゆっくり!って何度もいわれたんですけどね。観た人が僕に気付かなかった理由の1つは、風景に溶け込んでいるからだと思いますよ。

――本作とタイバニの共通点といえばバディの関係性が大事にされている点と思いますが?

西田:タイバニからバディものに興味を抱き始めたんです。2人の距離感が物語の中で縮まっていく作品が好きで。タイバニは王道をとったけど、小野寺の姉弟の距離感は元々近い、近いが故の距離をつきつめて撮れたかなと思っています。

――桂さんは本作をアニメ化するとしたらどのキャラクターに興味がありますか?

桂:アニメ化するなら、お姉さんのより子を描いてみたい。奥深さを感じますね。しっかりしているようで頼りないところもあるし、書いていて楽しそうだなって思います。

――最後に見どころをおねがいします!
西田:この2人って姉弟だけど親子でもあるんです。一番大事にしたのは生っぽい感じ、俳優の皆さんが楽しんでる感じを注目してほしいです。
寿:くすくす笑うポイントがあるのでそこに注目してほしいです。原作も読んで、画を思い浮かべてほしいです。齋藤ちゃんもお楽しみに!

映画『小野寺の弟・小野寺の姉』は2014年10月25日[土]より新宿ピカデリーほかにて全国公開

映画『小野寺の弟・小野寺の姉』予告編

2014年日本映画
配給=ショウゲート
公式サイト
©2014『小野寺の弟・小野寺の姉』製作委員会

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