名匠アトム・エゴヤン『白い沈黙』で少女失踪事件の闇を描く



アトム・エゴヤン監督、ヴェネツィア国際映画祭にて
Photo by Annalisa Flori/Getty Images
[シネママニエラ]カナダの名匠アトム・エゴヤンの新作で、第67回カンヌ映画祭コンペティション部門に出品された『白い沈黙』(原題 THE CAPTIVE )。

観客を幻惑し、挑発するかのように時系列を複雑に錯綜させ、なおかつ欠落したパズルのピースを埋める鮮やかな手並みで、少女失踪事件を描く。

娘から目を離したことで呵責に悩む、主人公・マシューを演じるのは、サスペンス快作映画『[リミット]』『デンジャラス・ラン』から『デッドプール』『グリーン・ランタン』まで多彩な役どころをこなす、カナダ出身の俳優ライアン・レイノルズ。

ある吹雪の日、アイススケートの稽古帰りに9歳の少女・キャスが失踪した。
車の後部座席にいたはずの娘は練習帰りの疲れで座席に横になっていた為、彼女の姿防犯カメラに映っていなかった。父親のマシュー(ライアン・レイノルズ)は何者かによる誘拐を主張するものの、物的証拠や目撃情報が一切なく、刑事たちから逆に困窮から娘を売ったのでは?といった疑惑の目を向けられてしまう。

やがて捜査も完全に行き詰り、8年の月日が経ったある日、キャスの生存を仄めかす手がかりが次々と浮上する。想像を絶する真実が明かされていく。

カナダ映画/112分
原題=THE CAPTIVE(2014)IMDb
日本公開=2015年10月16日
字幕翻訳=佐藤恵子
配給=キノフィルムズ
公式サイト http://shiroi-chinmoku.com/

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