映画『サヨナラの代わりに』ジャパンプレミア

ヒラリー・スワンク10年ぶり来日を満喫「歌舞伎に感激、箱根で森林浴も」

映画会見/イベントレポート 東京国際映画祭

レッドカーペットを歩むヒラリー・スワンクと黒木メイサ[シネママニエラ]女優のヒラリー・スワンクが、映画『サヨナラの代わりに』プロモーションのため10年ぶり2度目の来日を果たしジャパンプレミアに登場。彼女が主演した映画『ミリオンダラー・ベイビー』以来、ヒラリーの大ファンとなった女優の黒木メイサが花束ゲストとして来場した。

映画『サヨナラの代わりに』作品情報・予告編
第28回東京国際映画祭開幕!女優ヒラリー・スワンク来日「こんにちわ」

ヒラリー・スワンクといえば、映画『ボーイズ・ドント・クライ』『ミリオンダラー・ベイビー』で2度のアカデミー賞®主演女優賞を受賞したハリウッドきっての演技派女優。今作では、キャリア史上最も難関ともいわれるALSを患う主人公を演じ、その実力を魅せつけた。観客からの「ヒラリー!」という声援に笑顔で応えながら、この日特別に用意されたレッドカーペットを歩いて登場。日本語で「コンニチハ!」と挨拶。「自分が携わった映画とともに、このような映画祭に参加できるのは本当に光栄です」と笑顔で喜びを表現。

「この作品は力強い友情と愛情を描いた作品です。ALS(筋委縮性側索硬化症)を通して、これまで別の世界に住んでいたともいえる全くタイプの違う二人の女性が友情を育んでいくのを見て欲しい」と、今作のプロデュ-サーとしての側面で語り、また主演女優として「役作りのために実際にALS患者の方々に会いに行きました。彼らは、とてもパーソナルな話をしてくれました。私は、そんな彼らのストーリーを代弁できました」と話した。

そんなヒラリーは日本滞在中に歌舞伎を観劇。「こんなに息をのむ演出は初めて!」と魅了された様子。そして「渋谷、それと箱根に行ってハイキングや森林浴を楽しんだのよ。日本の文化に触れ、礼儀正しい人々に触れ、そして美味しい食べものを食べれて、本当に日本に来てよかった」と満喫した。  

映画『サヨナラの代わりに』(キノフィルムズ配給)は2015年11月7日[土]より全国公開
公式サイト http://sayonarano-kawarini.com/

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