映画『無伴奏』(矢崎仁司監督)

『無伴奏』成海璃子「初のラブストーリーに覚悟を決めて挑んだ」

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映画『無伴奏』成海璃子×池松壮亮×斎藤工×遠藤新菜のコメント

成海璃子さん(野間響子役)

「この映画は、心や身体、色んな面で響子が成長していく物語です。響子はすごく一生懸命で、私はもう(撮影当時)22歳なので、高校生の響子は青くて、ちょっと照れくさくなってしまうような部分が脚本を読んでいてありました。ただ、めまぐるしく色んなことが起きて、すごく大きなものを背負う役でもあったので、気合いを入れる感じで、『やったろ』っていう気持ちで撮影に挑みました。自分自身の感情が涌き出る様な豊かな現場でした」

池松壮亮さん(堂本渉役)

「正直に言うと最初は、見ている人からすれば「また池松脱いだ」だなと思って、一回断ってしまいました。けれど、矢崎さんも、成海さんも、みんな勝負に出ているわけですよ。それを考えたら、「こりゃ待てよ、ちゃんと決着つけなきゃいけない」と思って、出演を決めました」

斎藤 工さん(関祐之介役)

「すごく“丁寧”っていう言葉が一番ふさわしい現場でした。皆の姿勢が“映画”だなっていう、私の理想とする空気でした。単体というよりかはそれぞれの化学反応みたいなものがちゃんと実際あったし、それは役を通じてというよりは、実際あったものがそのまま作品に投影されていたらいいなと思います」

遠藤新菜さん(高宮エマ役)

「泣くシーンで、飲む動作にどんどん意識がいってしまい、涙が出なくてNGが重なってしまった時に、(成海)璃子ちゃんが「ブレイクしよう」と助け舟を出してくれました。璃子ちゃんは「絶対謝らなくていいんだよ、対等なんだから」と言ってくれて、池松君も「何回テイクが重なっても、何回同じことやらされても全然俺らは何回でも付き合うから、エマがやりたいようにかませ」と言ってくれて、こうやって支えてくれて同じ立場に引き込もうとしてくれるっていうことに安心して、戻ったテイクは一発でOKでした」

映画『無伴奏』(アークエンタテインメント配給)は2016年3月26日[土]より新宿シネマカリテほか全国公開

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映画『無伴奏』公式サイト mubanso.com

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