岡田准一「30キロの岩を背負いエヴェレストに登る」

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[シネママニエラ]俳優の岡田准一(V6)が2月27日、平山秀幸監督とともに主演映画『エヴェレスト 神々の山嶺』を福岡でプロモーションした際に、「体幹を鍛え過ぎて、荷物が軽く見えてしまうため、約30キロの岩リュックに詰めてをエヴェレストに登っていた」ことを明かした。なお、TOHOシネマズ天神にて行われた舞台あいさつには福岡市登山協会会長の浦一美さんが来場し、感謝状が手渡された。

映画『エヴェレスト 神々の山嶺』(平山秀幸監督)
©2016『エヴェレスト 神々の山嶺』製作委員会

岡田は、「正確に30キロだったかはわからないですけど、近くにある岩をとりあえず詰めて、中に色々道具は入ってたんですけど、それを出して、岩を詰めて。ちょっと体幹を鍛えすぎたんですかね。。軽く見えるって言われて(笑)。じゃあ重くしてくださいっていうと、何入れるかと思っていたら山屋さんが岩を入れ始めて、岩かぁぁって。ずっしりきましたね。エヴェレストの岩は重かったです」と話す。

岡田准一さん(V6)

「僕個人としては、九州福岡にゆかりのある人物を演じることが多くて、この場所で、みなさんの前で新しい映画の話をさせていただけるのをうれしく思っています。今回、実際にエヴェレストに登って空気半分、マイナス20~30度というところで、スタッフ一丸となって命をかけて撮影をしていました。みんなで固まっていないと大変危険な場所にみんなでチャレンジをしようと、みんなで撮影してきました。往年の角川映画のような、男っぽい、大作が出来上がったと思っております」

「(福岡は)個人的には第二の地元のように、役柄で縁のある方を演じることが多いので、次の作品も北九州の門司出身の役柄ですし、どこか特別な感じはしていますね。今日も水炊きを食べるのが楽しみです。(この会見が行われたのは34階だったため)現場でも映画史上最も高い場所で撮影をしてきたと思いますし、こうして高い場所でお話をさせていただくのはうれしいです。エヴェレストは日本で見る山々の8倍くらいの高さで、地球の壁みたいにエヴェレストの連峰が見えるんですね。そこに入って行くとまさに「神々の山嶺」という原作の名前がすごくしっくりくるような場所で、そこに入って行くときの怖さもありましたけど、やっぱりその場所で撮影できたことが喜びですし、福岡で一番高い場所で話せるのもうれしく思っています」

「(エヴェレストでの撮影について問われると)、空気が半分。空気が半分と言うと、みなさんどういう世界か、解らないと思うんですけど、“靴紐を結ぶのが嫌になる世界”なんです。僕もそれだけ聞いていたんです。撮影前に登山家の三浦雄一郎さんがやられている「三浦ドルフィンズ」という低酸素室に行って、6,000メートルのキリマンジャロ(の状態を作っている場所)を体験したりして、現場に挑みました。僕はカメラと登山が趣味なんですけど、やっぱり若い頃にカメラをやりたくなったり、登山をやりたくなったいうのは、この作品に出会うためなのかなというのは、オファーを頂いた時にすごく思いました。なので、趣味と兼ねているところもあったので、実はエヴェレストに行っていっしょにチャレンジしてくれませんか?と怖い顔してプロデューサーに言われた時には、正直言うと、エヴェレストいけるんだという喜びが大きかったというか。プライベートではなかなかエヴェレストまで行こうという決断は生涯下さない可能性が高かったので、撮影でいけるんだ、っていうのはちょっとラッキーだと思いました。今まであんまり言ってないですけど(笑)」

「ただ高山病になるとか、代わりがいないというのが、僕らの大きな課題というか。役者はみなさん、スタッフもそうだと思うんですけど、大人数では上がれないので、代わりが居ないという状態でした。『もし僕が高山病になったらどうするんですか?』って聞いたんですよ。そしたら『ならない』って言われましたので(笑)、僕もその覚悟だなって、思ってました。みんな高山病にならない、っていう気合いの元に、その覚悟がすごかったなと感じました。自分が高山病になって、下りなくてはならなくなったら、映画ができなくなる、その怖さが一番大きかったですかね」

平山秀幸さん(監督)

「僕にとっては5年振りの映画になります。ということは福岡に映画のキャンペーンで来たのも5年振りです。生まれが北九州の小倉なので、地元で観ていただくのは、ちょっと面映い気持ちもありますけれど、みんな一丸となって作った映画です。期待してみていただけたらと思います」

「ロケハンを含めて4度エヴェレストに行きました。原作をいただいて、やると決めた時に、この作品をやるにはできるだけ現地に、限界までエヴェレストに近づいて撮影をすることが、ひとつ大きなテーマだったんですね。それから2年間は撮影に入るまで準備をしていたんですね。例えば高山病と言われてもどんな病気かわからないし、スタッフが高山病になったらどうするとか、機材は寒さに耐えられるのか、など色んな問題が山積みだったんですね。でも撮影が始まってしまえば、高かろうが、寒かろうが、撮るしかないので、それはプロの集まりなんですけど、そこに至るまでの準備がものすごく大変だったという気がします」

「今回、山の撮影に関しては、日本の有数なクライマーたちがサポートしてくれたんですけど、僕ら映画屋にとって未知の世界なので、とにかく「臆病でいよう」というのが合い言葉になったくらいです。そういうことで言うと、全部が大変だったというか、撮影場所に行くまでも崖っぷちに機材をもって撮影が始まる前の段階で、崖下1500mくらいの道を歩いていったりして、最初にエヴェレストに行った時から2年間、緊張していた感じがします」

映画『エヴェレスト 神々の山嶺(かみがみのいただき)』(東宝、アスミック・エース配給)は2016年3月12日[土]より全国公開

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公式サイト everest-movie.jp
映画『エヴェレスト 神々の山嶺(かみがみのいただき)』
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