映画『王の運命―歴史を変えた八日間―』(イ・ジュニク監督)

映画『王の運命―歴史を変えた八日間―』残酷な運命に引き裂かれた王と王子

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映画『王の運命 -歴史を変えた八日間-』日本版ポスター
© 2015 SHOWBOX AND TIGER PICTURES ALL RIGHTS RESERVED
[シネママニエラ]2016年アカデミー賞外国語映画賞 韓国代表作品となった映画『王の運命―歴史を変えた八日間―』(英題 The Throne )は、朝鮮王朝における王権争いが激化し1762年、英祖王が思悼世子を米びつに閉じ込めて餓死させた「米びつ事件(壬午士禍)」を中心とした史実を基に映画化した宮廷歴史大作。出演はソン・ガンホ、ユ・アイン、ムン・グニョン、キム・ヘスク、英祖の妻であり思悼世子の母・暎嬪をチョン・ヘジン、思悼世子の息子・正祖役にソ・ジソプら。

李朝最大の謎とも言われ、18世紀の朝鮮王朝において王権争いが激化した時代を舞台に、王と王位継承者である実の息子との確執により起きたとされる衝撃の史実に、映画『王の男』『ソウォン/願い』のイ・ジュニク監督が鋭く切り込む。撮影はキム・テギョン

映画『王の運命 -歴史を変えた八日間-』あらすじ

朝鮮第21代国王の英祖(ソン・ガンホ)は40才を過ぎてから生まれた息子・思悼(ユ・アイン)を、自分と同じく学問と礼法に秀でた世子(王位継承者)に育てあげようとする。だが父の望みとは裏腹に、思悼は芸術と武芸を好む自由奔放な青年へと成長。英祖が抱いていた息子への期待は怒りをと失望へと転じ、思悼もまた、親子として接することのない王に憎悪にも似た思いを募らせていく。心のすれ違いを埋められぬまま二人の関係は悪化の一途をたどり、ついには謀反にかこつけて、我が子を米びつに閉じ込めようとする英祖。もはや誰にも止められぬ哀切と愛憎の8日間の行方は──。
(英題 The Throne IMDb/2015年/韓国/125分)

映画『王の運命 -歴史を変えた八日間-』予告編

© 2015 SHOWBOX AND TIGER PICTURES ALL RIGHTS RESERVED

映画『王の運命 -歴史を変えた八日間-』(ハーク配給)は2016年6月4日[土]よりシネマート新宿ほか全国順次公開
公式サイト http://www.ounosadame.com/

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