映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』ワールドプレミアinロンドン

ジョニー・デップ「再びマッドハッタ―を演じられてとにかく素晴らしい気分」

映画会見/イベントレポート

ジョニー・デップとミア・ワシコウスカ、映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』ワールドプレミアinロンドンにて
ジョニー・デップとミア・ワシコウスカ
[シネママニエラ]俳優のジョニー・デップが5月10日(現地時間)、映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』ワールドプレミアに出席し、「再びマッドハッターを演じられて、とにかく素晴らしい気分」等と語った。

映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』作品情報・予告編

「不思議の国のアリス」生誕の地。会場となるレスタースクエアに敷かれたブルーカーペットはまるで鏡のごとく輝く。場内は、今作のキーワードである「時間」をイメージし、50個以上の時計オーナメントが至る所で宙を舞い、ティーパーティーを模した美しい桜の花が飾られるなど、大胆かつ華やかな演出のもとワンダーランドがロンドンの真ん中に出現した。

18時、ビックベンの針が6を指し示すと…待ちに待ったワンダーランドの扉が開かれる! 前作からのハマリ役と称された奇天烈な帽子屋として6年ぶりに帰ってきたジョニー・デップの登場に大いに沸いた。熱狂的な仮装ファンもジョニーの神対応ぶりには、興奮を抑えきれず涙する光景も。プレミアは大盛況となった。

本作は映画『アリス・イン・ワンダーランド』のはじまりの物語。悲しい過去に心を奪われたマッドハッターを救うため、時間をさかのぼるアリスの冒険を描くファンタジー・アドベンチャーとなっている。

ジョニー・デップ(マッドハッター役)

「たくさんの作品の撮影をしているので、イギリスはある意味2つ目の故郷のようだよ。再びマッドハッタ―を演じられてとにかく素晴らしい気分だよ。マッドハッターは(自身の)子どもの家庭教師の真似をしたんだ。彼女にはいっていないから、これを見て知るだろうけど。だけどまたミアと共演できたこと、ティムとジェームズ・ボビンの素晴らしいコラボ作品に出演できることがラッキーだと思うんだ。多くの俳優陣とは何度も一緒に仕事していることもあり、家族と再会するような気持ちだよ。こんなに大勢のファンに囲まれて、死にそうなくらいにドキドキしている。不安で何をしたらよいかわからないよ。混乱していて、家に帰りたいくらいだ。笑」

ミア・ワシコウスカ(アリス役)

「ジョニーはとても素敵な方で、共演できることをいつも光栄に思います。今回の作品で彼と一緒に多くのことを体験できて、とても楽しかったわ。ファンの皆さんに会えて本当にうれしいし、多くの人たちが来てくれて驚いているわ。この作品を楽しんでもらいたいわ」

ジェームズ・ボビン(監督)

「今作に参加できたこと、そしてジョニーと共に映画を作れたことはとても光栄だよ。彼はとてもすばらしい俳優で、多くの素晴らしいアイデアを持っており、共同作業にとても協力的なんだよ。この作品は色々なレベルで考えることができるんだけど、中でも一番受け取ってもらいたいメッセージは「タイム(時間)」についてだね。もし我々が時間の捉え方を変えたら、我々の人生はもっと満たさるし、後悔もなくなるんだよ。過去は変えることはできないけど、そのことから学ぶことはできるからね」

ティム・バートン(製作)

「同じキャストが戻ってきてくれたのは良かったし、監督のジェームズに会ったときすごく良いエネルギーや考えをもっていたのを感じたんだよ。元の世界観も素晴らしかったけど、新しい要素を足せる場所でもあるんだ。今作のストーリーは前作の数年後のアリスの姿から始まり、またワンダーランドへの旅に戻るところからはじまるんだ。サシャ・バロン・コーエンだったり、新しいキャストや要素が加わっているから、新しい一面も見られるよ。男女問わず、アーティスティックかつ情熱的で、現実世界で溶け込めないような人が、問題解決のために頭の中のファンタジーワールドへ逃亡するには、すごく共感してもらえる映画だと思うよ」

映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給)は2016年7月1日[金]より全国公開
公式サイト

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