阿部寛、大島優子、濱田龍臣、映画『疾風ロンド』(吉田照幸監督)クランクアップ会見にて

映画『疾風ロンド』雪男の<阿部寛>に対し上から目線で物言い!

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阿部寛「撮影初日、野沢温泉の気温はエヴェレストよりも低かった」[シネママニエラ]俳優の阿部寛が6月6日、主演映画『疾風ロンド』のクランクアップ会見に共演の関ジャニ∞大倉忠義、大島優子、濱田龍臣、志尊淳、吉田照幸監督とともに出席。

映画『疾風ロンド』のクランクアップ会見の写真はこちら

2月24日に長野の野沢温泉でクランクインした本作。阿部は皆より2週間ほど遅れて現地入りしたという。標高5,000メートル級のエベレストでの撮影体験者であるがゆえ、「初日から、皆が『エベレストに行ったんだから大丈夫でしょ』って、上から目線できたけれど、エベレストよりよっぽど寒かった」と苦笑い。さらに「マイナス15度くらいで、日本の方が寒いんだって思いましたね」とお茶目に語って、笑いを誘った。

そして「自分は雨は降らせないけど、雪を降らせる雪男。不思議とこれまでに3度ぐらいそうだった気がします。今回の撮影では雪が必要だったので良かった。ありがたがられました」とホクホク顔に。

この日、メイキングを含む特別映像が流れると、阿部は「NG集みたいですね」と感想を述べたが、ふり幅が広い阿部のコミカルな演技に、共演者たちも笑いをこらえるのが大変だったと口々に語られた。中でも吉田監督によると、雪穴に埋もれた阿部が、大倉扮するスキー場のレスキュー隊員に助け上げられたのちに、再び同じ穴に落ちてしまうという展開は、阿部のアドリブ。

阿部は「スキーを出来る人が転ぶ演技はへたくそになるけど、自分はスキーができないからリアルに転べた。できなくてよかった」と自虐気味に語るも、それこそが演じるキャラクターの魅力のひとつであるとして胸を張った。

東野圭吾著の同名サスペンス小説を基に、生物兵器を秘密裏に回収するという難題を抱えた医科学研究所の主任研究員役に扮する阿部の奮闘を描く。

映画『疾風ロンド』(東映配給)は2016年11月26日より全国公開
公式サイト http://www.shippu-rondo-movie.jp/

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