映画『昼顔』

2014年夏に放送された連続ドラマ『昼顔～平日午後3時の恋人たち～』。
平日昼間に夫以外の別の男性と恋に落ちる主婦のことを指す造語「平日昼顔妻」をテーマにした、道ならぬ恋に人生を狂わせてしまった女性を描いたドラマ「昼顔」はその年の流行語大賞にノミネートされるなど、社会現象にまでなりました。

「昼顔」衝撃の結末
決して出会ってはいけない二人の、運命の歯車が動き出す――

主人公・紗和を演じる上戸彩にとって、まさに代表作となった「昼顔」。女優として更なる新境地を開くべく、この映画化に並々ならぬ覚悟で挑みます。紗和と愛し合う北野を演じるのは、ドラマでの熱演が話題となった斎藤工。北野の妻・乃里子を演じる伊藤歩や、紗和の勤めるレストランのオーナー役で今回初登場となる平山浩行が出演する。

杉崎（平山浩行）と紗和（上戸彩）、映画『昼顔』より — 杉崎（平山浩行）と紗和（上戸彩）©2017　フジテレビジョン　東宝　FNS27社

映画『昼顔』あらすじ

お互いに結婚していながら、惹かれあい愛し合うようになった木下紗和と北野裕一郎。その一線を越えた関係はいつしか明るみになり、ついに2人は別れざる得なくなってしまった。そして、紗和は夫とも別れ一人になった。
あれから３年――

ホタルに夢中になる木下紗和（上戸彩）と北野裕一郎（斎藤工）、映画『昼顔』より — 木下紗和（上戸彩）と北野裕一郎（斎藤工）©2017　フジテレビジョン　東宝　FNS27社

紗和は海辺の町で慎ましく暮らしていた。オーナーの杉崎尚人が営むレストランでのアルバイトと狭いアパートの往復が日課で、北野の夢を見る事さえ既に無くなっていた。海岸沿いの小さな町には、彼女の過去を知る者は誰もいない。
一方、大学の非常勤講師となっていた北野は蛍に関する講演を、ある街で行う事に。講演中、客席に目を向けたとき、彼は言葉を失ってしまう。そこには、紗和の姿があった。