山﨑賢人「斉木楠雄のΨ難は笑いをこらえるのが難しかった」

山﨑賢人主演の映画『斉木楠雄のΨ難』完成披露試写会イベントが９月２８日に東京・丸の内ピカデリーにて開催され、山﨑をはじめ橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、内田有紀、福田雄一監督が参加した。山﨑は本作で初めてギャグ表現のお芝居に挑戦したところ「笑いをこらえるのが難しかった」と吐露した。

斉木楠雄のΨ難、山﨑賢人「は笑いをこらえるのが難しかった」 — 斉木楠雄役の山﨑賢人

麻生周一著の人気漫画をベースとした本作は、超能力者の主人公にふりかかる災難の数々を描くコメディ映画。「この映画は悪い人のいない、とてもハッピーな映画です、是非観て下さい!!」と呼びかけたのは山﨑。劇中では原作のビジュアルに寄せて、山﨑は髪色はピンク、眼鏡レンズはグリーンという奇抜な外見を見事に自分のものにして披露している。

斉木楠雄のΨ難（山﨑賢人主演×福田雄一監督） — 楠雄（山﨑賢人）と照橋心美（橋本環奈）©麻生周一／集英社・2017映画「斉木楠雄のΨ難」製作委員会

山﨑は「心の中で突っ込んでいる設定なので、（このメンバーの中でお芝居をするのは）笑いをこらえるのが難しかった」と吐露し、「みんな厳しかったですけど、特にムロ（ツヨシ）さんはテストと本番でのお芝居が異なるので、それに慣れていないので（無表情は）使いまわして……」とゴニョゴニョ。すると、同級生役の賀来は「笑わせるまでやるぞ！というシーン」があったことに触れ「その山﨑賢人の表情には注目してもらいたい」とアピール。

後列左から福田雄一監督、賀来賢人、内田有紀、ムロツヨシ、佐藤二朗前列左から吉沢亮、橋本環奈、山﨑賢人、新井浩文、笠原秀幸 — 後列左から福田雄一監督、賀来賢人、内田有紀、ムロツヨシ、佐藤二朗
前列左から吉沢亮、橋本環奈、山﨑賢人、新井浩文、笠原秀幸

ヒロイン役の橋本環奈は、「自分で宇宙一可愛いと思っている役」ということで、もちろん男性生徒の憧れの的という存在を演じた。劇中では、そのトキメキを「おっふ！」と表現。そこから檀上でキャスト陣の即席「おっふ合戦」が展開した。

まずはムロの提案で「内田有紀と橋本環奈のツーショットでお父さんと息子のハートを鷲掴み！」を狙い、その後に女子向けの「山﨑賢人、吉沢亮、賀来賢人のイケメン３ショット」をサービス。また「完璧すぎる人は苦手という人、おじさん好きに向けて」等と謙遜しつつ新井、笠原、ムロ、佐藤の４ショットも披露。さらに「微笑み王子」と称される吉沢亮は「飛び切りの微笑み」を披露していく等サービス精神たっぷりのトークイベントとなり、観客からは黄色い歓声が絶えることはなかった。

ちなみに、山﨑賢人と賀来賢人とは、同じ賢人という名前であることから「どちらが本物の賢人か？という勝負をした」そうで、負けた方は本作のプロモーションの間は「ポン太」と名乗るルールだと解説。勝負の展開は番組で御覧いただくとして、敗者は賀来で自ら「賀来（かく）ポンと呼んで！」とノリノリで賀来ポンポーズを決めていた。[10/7追記　番組は10月8日深夜1時25分～1時55分（日本テレビにて放送）]