是枝裕和監督『万引き家族』で5回目カンヌ国際映画祭コンペ部門出品決まる!



是枝裕和監督の長編13作目となる映画『万引き家族』(英題 shoplifters )が、5月8日より開催の第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門への正式出品が決定した。是枝監督のカンヌ出品は7回目となり、コンペ部門は映画『海街diary』以来5回目。

是枝裕和監督『万引き家族』で5回目カンヌ国際映画祭コンペ部門出品決まる!
©2018『万引き家族』製作委員会

是枝裕和監督『万引き家族』で5回目カンヌ国際映画祭コンペ部門出品決まる!

朗報を受けた是枝監督は喜びつつも「今後の自分の映画作りの課題を見つけるようなゆったりとした時間にしたい」と冷静。そして、リリー・フランキーと安藤サクラは「監督、おめでとうございます!」などのコメントを寄せている。

本作は家族を題材にしてきた監督が「この10年間考え続けてきたことを全部込めた」と語る渾身作。東京の下町で質素に暮らし、家族ぐるみで軽犯罪を重ねる一家の、犯罪でしかつながれなかった“許されない絆”が、ある事件を機に衝撃の展開を迎えていくという。

父・治をリリー・フランキー、その妻・信代を安藤サクラ、彼女の妹・亜紀を松岡茉優、家族の“定収入”として年金を当てにされる祖母・初枝を樹木希林が演じている。子役の城桧吏(じょう・かいり)と佐々木みゆの2人の子どもたちはオーディションで抜擢された。さらに、池松壮亮、高良健吾、池脇千鶴、柄本明、緒形直人、森口瑤子ら実力派俳優たちが集結した。

是枝裕和監督

こんな小さな作品に目を留めて頂いて感謝しています。素直に嬉しいです。5度目のコンペということで「賞レース」とか「意気込み」とはちょっと違う感慨もあって、本来の祭の目的である、映画という豊かな文化に触れて、今後の自分の映画作りの課題を見つけるようなゆったりとした時間にしたいなあと思っています。

リリー・フランキーさん(治役)

普遍的な家族の問題と、今世界で同時期に起きている家族にまつわる社会問題。絆、金、善悪、生と性。是枝さんの切り取った、見過ごしてしまいそうで、決して見逃してはいけない日常の表裏がカンヌ映画祭に評価されたことを、心から嬉しく思い、また誇りに思います。
是枝監督おめでとうございます。この、埃まみれの物語が、華やかなカーペットを歩くことに希望を感じました。

安藤サクラさん(信代役)

憧れのカンヌ国際映画祭!しかもコンペティション部門!凄い!おめでとうございます!東京の谷底で黒い粒子にまみれてたあの汚ったない家族がカンヌで赤絨毯とは!かっこいいなぁ。
監督、おめでとうございます!万引き家族の行方が楽しみです。

映画『万引き家族』(ギャガ配給)は2018年6月​8日[金]​よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

是枝裕和監督 カンヌ国際映画祭出品 作品歴
『DISTANCE』(第54回コンペティション部門)
『誰も知らない』(第57回コンペティション部門/最優秀男優賞受賞・柳楽優弥)
『空気人形』(第62回ある視点部門)
『そして父になる』(第66回コンペティション部門/審査員賞受賞)
『海街diary』(第68回コンペティション部門)
『海よりもまだ深く』(第69回ある視点部門)

第71回カンヌ国際映画祭は2018年5月8日[火]~5月19日[土]開催
映画祭公式コンペティション部門の対象賞は、最高賞のパルムドール、次点のグランプリ、監督賞、男優賞、女優賞、脚本賞、審査員賞、芸術貢献賞。

映画『万引き家族』あらすじ

高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。彼らの目当ては、この家の持ち主である初枝の年金だ。足りない生活費は、万引きで稼いでいた。社会という海の底を這うような家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲よく暮らしていた。冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子を、見かねた治が家に連れ帰る。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。(2018年/日本映画)
監督・脚本・編集 是枝裕和 音楽 細野晴臣(ビクターエンタテインメント)|出演 リリー・フランキー 安藤サクラ 松岡茉優 池松壮亮 城桧吏 佐々木みゆ 緒形直人 森口瑤子 山田裕貴 片山萌美 /柄本明  高良健吾 池脇千鶴 / 樹木希林

映画『万引き家族』特別映像


©2018『万引き家族』製作委員会

映画『万引き家族』公式サイト
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