映画『斬、(読み:ざん、)』

塚本晋也監督『斬、』池松壮亮×蒼井優×時代劇

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塚本晋也監督の最新作『斬、』(ざん、)の公開が決まった。塚本監督の初時代劇であり、主演は池松壮亮、ヒロインに蒼井優という最強タッグが実現した。各自コメントあり

映画『斬、(読み:ざん、)』
池松壮亮と蒼井優
© SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER

世界中に多くのファンを持つ塚本晋也。監督、出演、脚本、撮影、編集、製作を務めた完全オリジナル作品。究極の状況下での人間の姿を描き戦争の恐怖をあぶり出した『野火』を経て、さらに時代を遡り初の時代劇に挑んだ。

物語の舞台は、250年にわたり平和が続いてきた国内が、開国するか否かで大きく揺れ動いていた江戸時代末期。江戸近郊の農村を舞台に、時代の波に翻弄されるひとりの浪人と彼に関わる人々を通して、生と死の問題に迫る衝撃作となる。池松と蒼井、共に本作で初めて塚本作品への参加、ふたりの演技合戦も見所のひとつとなる。

ほかに中村達也、オーディションで多数の候補の中から抜擢された映画初出演の新人、前田隆成が出演している。

塚本晋也さん(監督)

このたび初めての時代劇に挑戦しました。池松壮亮さんと蒼井優さんを迎え、最高に贅沢な作品となりました。一本の刀を過激に見つめるひとりの若い浪人の姿を通して、過去から今という時代に斬り込んでくる作品になったと思います。

池松壮亮さん(文武両道で才気あふれる浪人役)

これまでの俳優人生の中でもかけがえのない作品に出会えたと思っています。この世界の悦びと、同じ数だけある痛みを、11月24日、塚本晋也監督が見せてくれると思います。

蒼井 優さん(浪人の隣人である農家の娘役)

15歳の私が映画を好きになったきっかけの1本が、塚本監督の『双生児』でした。その塚本監督の下、3週間という短い期間でしたが、映画作りに本当に大切なものだけに支えられた現場は、私にとってこの上なく幸せでした。

映画『斬、(読み:ざん、)』(新日本映画会社 配給)は2018年11月24日[土]よりユーロスペースほか全国公開
© SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER

映画『斬、(読み:ざん、)』あらすじ
江戸時代末期。
(2018年/日本映画/アメリカンビスタ/5.1ch/カラー/80分)

映画『斬、』特報

© SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER

2018年6月23日 掲載
2018年8月01日 更新[特報映像]

映画『斬、』公式サイト http://zan-movie.com
公式SNS 映画『斬、』Twitter
『野火』塚本晋也監督「危険な地域での撮影は常に緊迫感があった」

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