人生って楽しい?是枝裕和監督『La Vérité』カトリーヌ・ドヌーヴら出演!

人生って楽しい?是枝裕和監督『La Vérité』カトリーヌ・ドヌーヴら出演!

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是枝裕和監督の新作映画『La Vérité(仮)』(仏語「真実」の意)の製作が正式に発表され、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホーク、リュディヴィーヌ・サニエら国際的俳優が「大女優の家族」に扮して出演することもわかった。

人生って楽しい?是枝裕和監督『La Vérité』カトリーヌ・ドヌーヴら出演!
人生って楽しい?

撮影は本年10月初旬~12月初旬の予定。撮影監督は『モーターサイクル・ダイアリーズ』『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』のエリック・ゴーティエがつとめる。日本公開はギャガ配給で2019年予定。邦題は未定。

人生って楽しい?是枝裕和監督『La Vérité』カトリーヌ・ドヌーヴら出演!

長編15作目となる『La Vérité』(仏語「e」にアクセントあり)​では仏映画界屈指の大女優。そろそろ第一線を退く時期だが、本人は老いを認めたくない母役のカトリーヌ・ドヌーヴと、元女優志望の脚本家。拠点をアメリカに構え、夫と娘をもつ、大女優の娘役のジュリエット・ビノシュ。アメリカで主にテレビ俳優の仕事に就いている、大女優の娘の夫役のイーサン・ホーク。大女優の母が出演するSF映画の共演する新進女優役のリュディヴィーヌ・サニエといった配役で、やはりメインとなるのは大女優の「家族」になりそう。プロットの冒頭は「ねえ、ママ。教えて。人生って楽しい?」だ。

カトリーヌ・ドヌーヴさん

ここ数年、是枝監督の映画を観て、そしてパリ、カンヌ、東京でもお会いする機会がありました。賞賛の気持ちをお伝えすることはできたのですが、まさか私たちが一緒に映画を作れる日が来るなんて想像もしていませんでした。一緒に映画を作れる…それもフランスを舞台に! 魅力に溢れ、ユーモアと同時に残酷さを備えた素晴らしい脚本です。言語の壁については、恐れるよりも私はむしろ好奇心をそそられます。それがもう一つの挑戦になるだろうと知りつつも、是枝監督と一緒に仕事をするのがたいへん楽しみです。

ジュリエット・ビノシュさん

是枝監督とこの人生の一時を分かち合えることを楽しみにしています。14年前にお会いしてから、この瞬間を待っていました。是枝監督の視線は、柔らかなベルベットのレーザーのように、私たちの心を見透かします。

イーサン・ホークさん

是枝監督にお会いできて嬉しかったです。監督の映画はすばらしい。現役で活躍している偉大な監督の一人とコラボレーションできることはまたとない機会です。また、パリで、カトリーヌ・ドヌーヴとジュリエット・ビノシュと一緒に映画を作れるなんて、夢のようなお話です。ある一人のアメリカの俳優にとって、本当に唯一無二の体験になりそうです。

リュディヴィーヌ・サニエさん

是枝監督に初めてお会いしたのはカンヌで、『そして父になる』という素晴らしい作品の上映時でした。それ以来、ほとんどの是枝作品を観て、交流を持ち続けていました。パリで映画を撮られることを、私は秘かに夢見ていたんです!この作品への参加をお声がけいただいた時には、耳を疑いました。一緒に映画作りができること、そして是枝監督のフランスの夢の一部になれることを、とても誇りに思います。

フランスのマルヌにてロケハン中の是枝監督
フランスのマルヌにてロケハン中の是枝監督
是枝裕和監督

役者とはいったいどんな存在なのだろう。役を生きている時、演技で泣いている時、笑っている時、役者本人の存在と感情はどこにあるのだろう。そんな素朴な疑問から書き始めた脚本でした。
今から15年程前に、『クローク』というタイトルで劇場の楽屋だけを舞台にした一幕もののお芝居を書き始めたのがスタートでした。しかし、この時は残念ながら力不足で脚本は完成しませんでした。2011年に、以前から親交のあったジュリエット・ビノシュさんが来日し、対談させていただいた折に、「何か将来的に一緒に映画を」と意気投合しました。企画のキャッチボールをしていくプロセスで、引き出しの奥に眠らせておいたこの企画が再浮上し、フランスを舞台に書き直してみることにしました。その時にこの物語を、女優の母と女優にならなかった娘の話にしてみようというアイデアが生まれました。
カトリーヌ・ドヌーヴさんは、自作のフランス公開時にお会いしたことがありました。自分にとっては、フランス映画のアイコンのような存在ですが、せっかくフランスで撮影するのなら、と思い切ってオファーをさせて頂きました。映画について、演じることについて、ドヌーヴさん本人にヒアリングを重ねながら、今脚本を執筆中です。
今回は言語や文化の違いを乗り越えて監督するという、刺激的なチャレンジになりますが、本物の「役者たち」に正面から向き合ってみたいと思っています。

第71回カンヌ国際映画祭にて最高賞パルムドールを受賞し現在公開中の『万引き家族』は観客動員300万人、興行収入37億円を突破している(配給発表)。

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