山田孝之P『デイアンドナイト』で一歩を踏み出す!

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俳優の山田孝之がプロデューサーとして世に放つ、映画『デイアンドナイト』の完成報告会見が10月5日に東京国際フォーラムにて行われ、「(プロデュースすることは)10年前から考えていたこと。ようやく一歩を踏み出した」と心情を吐露。この日の会見には、企画・原案/主演の阿部進之介、安藤政信、清原果耶、藤井道人監督が出席している。

左から藤井道人、安藤政信、阿部進之介、清原果耶、山田孝之
左から藤井道人、安藤政信、阿部進之介、清原果耶、山田孝之

本作は完全オリジナルストーリー。大手企業の不正を内部告発したことで死に追いやられた父親の無念を晴らすために奔走する主人公・明石幸次の姿を通じて、「善と悪はどこからやってくるのか」という深いテーマを描写する。

映画『デイアンドナイト』完成報告会見
完成報告会見

出演はせず、本作のプロデューサーとして裏方に徹した、山田Pは「どのような職業や立場でもあると思うのですけども」と前置きし、「(自分は)俳優を長年やる中で、疑問に思うことや不満に思うことがありました。そういう状態がなぜ起きるのかを知り、少しでも改善することができれば、自分の後輩に同じ思いさせないで済む。それは10年ぐらい前から思っていたのですが、当時は経験や人脈も少なくて。でも、30歳を過ぎてようやく一歩を踏み出しました」と持論を明かした。

長編映画初主演となる本作について、阿部は「本当に長い間、みんなで作ってきたので『出来たかー』という感じです」と率直に話す。「善と悪」をテーマにしたことで「『皆さんはどう思われたでしょうか』と投げかけています。とても難しいテーマだと思いますし、人それぞれ考えること思うこと感じることが違うと思います。これから多くの人に目に触れて、この映画がきっかけとなり難しくて普遍的なテーマを考えて・感じて・話し合っていただけたら嬉しく思います」。

そして、藤井監督は「最初の企画から変わらないのは「善と悪」「人の持つ二面性」です。今、振り返ると、(企画当初の)2013年に僕と阿部さんを取り巻く環境がそうだったのだと思います。その抱えていた思いを4年間かけて「どのように向き合うか」と自分たちで突き詰めた結果が今回の脚本になりました」と答えた。撮影地の秋田県は、風車のある町であり、劇中の養護学校は廃校した小学校のような建物で撮りたいと考えたことから最適な場所がみつかり決まったそうだ。

監督が惚れぬいたロケ地での撮影を、清原は「何よりもご飯がおいしかったです。地元の方々の炊き出しをしていただいて。美味しいご飯が心の癒しであり支えとなりました」と語れば、藤井監督も「地元のみなさんに協力していただき、これだけ温かいご飯を食べさせてもらえた現場は初めてでした。秋田の皆さんと一緒に映画を作ったと言う気持ちが本当に強くて、僕の中ではそれはとても大きな喜びです」と笑顔を見せた。

山田Pから直接出演オファーを受けた安藤は「役者としても尊敬している(山田)孝之から直接言われて、その気持ちに絶対に答えたいと思いで参加した。だから、(映画が)完成して嬉しかったですし、参加することで藤井さんや進之介や伽耶という“新しい才能”に会えたことも良かったです」とまとめた。

会見のコメントからは各自の熱い思いが伺え、その熱量が良いかたちで作品に反映されているのだと思えた。最後に山田Pは「若いチームで荒削りな部分もたくさんありますけれども素晴らしいスタッフ、キャストの皆さんの力によって“強く残る映画”になったと思っています。1人でも多くの方に届けて、1人でも多くの方の胸に刺さるように頑張りたいと思います」と挨拶した。

映画『デイアンドナイト』(日活 配給)は2019年1月26日[土]より全国公開
ロケ地・秋田県は2019年1月19日[土]より先行公開
©「デイアンドナイト」製作委員会

映画『デイアンドナイト』予告編

©「デイアンドナイト」製作委員会
RADWIMPSの野田洋次郎が作詞・作曲・プロデュースを担当する、主題歌「気まぐれ雲」をヒロイン・清原果耶が劇中の役柄である大野奈々(おおの・なな)名義で歌う!

山田孝之P×阿部進之介の企画・原案映画『デイアンドナイト』
清原果耶【美少女観測隊】映画『3月のライオン』より

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