荒牧伸志、松本零士、三浦春馬

松本零士、三浦春馬も参加!『キャプテンハーロック』ヴェネツィアから世界へ好発進

ヴェネツィア国際映画祭 映画会見/イベントレポート
荒牧伸志、松本零士、三浦春馬
(敬称略:左から)荒牧伸志、松本零士、三浦春馬

[シネママニエラ]第70 回ヴェネツィア国際映画祭特別招待作品の3DCG映画『キャプテンハーロック』、その9月3日(現地時間)の公式上映に合わせて原作者の松本零士、荒牧伸志監督、ヤマ役の声を担当した俳優の三浦春馬が同地を訪れた。

三浦春馬「驚きが感動に」

松本零士「新しい船出が始まりました。この作品(に込められたメッセージ)は、次の者に繋ぎたいという気持ち。新しい航海時代です。3Dはリアル感がありますね。作ったみなさんは大変だったけれど、これからは次第に家庭のテレビも何もかも3Dになる時代ですから、それの新しいスタートラインですね」

荒牧監督「先生からハーロックというキャラクターを5年間預かって、形にするというのが私の仕事でしたので、それを観て先生が(今後の作品について)その気になったということが、僕にとって1つのミッションが終わった感があります」

三浦春馬「松本先生の夢に加わらせていただき、自分自身のまだ観たことがない世界や希望に対して、本作を観た人達がすごく暖かい気持ちで拍手を送ってくれるという素晴らしい光景を異国の地で目の当たりに出来たので、すごくすごく今感動しております。ありがとうございました。試写も合わせて三回観ていますが、毎回泣いてしまいます。そして涙してしまうところが毎回違うんです。最初に観た時は、僕が演じるヤマが全人類に贈るメッセージでぐっときたのですが、今回は物語の後半のハーロックセリフにぐっときました」

海外の映画配給会社78の国と地域からオファーが殺到している本作。海外初お披露目となったこの日、上映が終わると、満員の会場は大きな拍手に包まれ、スタンディングオベーション10分間。更なる世界への躍進に向けて好発進を切ったと言えるだろう。一緒に本編を鑑賞していた3人はガッチリと握手を交わした。

映画『キャプテンハーロック』予告編

英題=SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK
日本公開=2013年9月7日
配給=東映
公式サイト http://www.harlock-movie.com/
©LEIJIMATSUMOTO/CAPTAIN HARLOCK Film Partners

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