ソフィア・コッポラ来日、『ブリングリング』エマ・ワトソンの変身に感心

映画会見/イベントレポート 東京国際映画祭
来日中のソフィア・コッポラ、『ブリングリング』舞台あいさつに登場!
来日中のソフィア・コッポラ、『ブリングリング』舞台あいさつに登場!

[シネママニエラ]第26回東京国際映画祭の特別招待作品『ブリングリング』の上映にあたり、来日中のソフィア・コッポラ監督が舞台あいさつを行った。東京国際映画祭への参加は初めてとなる。ファッショニスタとしても有名なソフィアはこの日、上下ヴァレンティノ(VALENTINO)の服で、白いシャツには胸元にラインストーンがあしらわれており、またそのシャツに光沢のある黒のパンツ姿をあわせるという、シンプルでありながらスタイリッシュな大人の着こなしで登場した。

本作は、実際にロサンゼルスで起こった事件を基に映画化されたもの。全米メディアを騒然とさせたブリングリングという窃盗団による被害総額は3億円にもおよぶという。この事件を耳にしたソフィアの感想は「昔から若者がいたずらをするのは当たり前だし、わたしの若い頃も同じでした。でも、ここまですることにびっくりしました」と語り、「そして、これはコンテンポラリーなことだと思いました。簡単に言うと、10年前だったらこんなことは絶対に起こらなかったことだと思うし、今の若者のカルチャーをまさに象徴している事件、そしていかに私の育った時代と現代が違っているかといことを伝えられたらと思って描きました」と製作意図を明かした。

実話をもとに映画を作るのは初めてということで、「映画化するにあたりリサーチのプロセスは、わたしにとって、新しいチャレンジでした。実際に窃盗団の中の2人に会うことができて、話を聞きました。それに、この事件を担当していた刑事、それからヴァニティ・フェアの記事を書いた有名なジャーナリストからも話を聞くことができました」。劇中で窃盗団の若者たちが、インタビューを受けるシーンは、実際に彼らによる言葉を引用しているという。

『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソンが窃盗団の一人を演じている本作。ソフィアは「正直に言って、彼女を起用することは考えていませんでした」とし、その理由を「映画の中の女の子のイメージと違っていた」ことを上げたが、キャスティングディレクターに薦められて、「実際に彼女に会ってみたら、とても熱心にこの役を演じたがっていましたし、それに一生懸命にカリフォルニアのアクセントを勉強して、わたしの前で披露してくれました。彼女は、すごく変身していて、今までのイメージとガラリと変わっていました」と振り返った。さらに、「わたしは、俳優さんが変身していく姿を見るのがとても楽しみなんですが、彼女の変身ぶりに感心しました。そして彼女を起用することにしたんです」という持論をも披露した。

原題=THE BLING RING
日本公開=2013年12月14日
配給=アークエンタテインメント、東北新社
公式サイト http://blingring.jp/
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