左から綾瀬はるか、西島秀俊

綾瀬はるか×西島秀俊「最高のアクションシーン」裏側を語る

映画会見/イベントレポート

綾瀬はるか×西島秀俊「最高のアクションシーン」裏側を語る

女優の綾瀬はるかと俳優の西島秀俊が夫婦役で共演した映画『奥様は、取り扱い注意』の取り扱い説明会と題した会見が2月9日に都内のホールで開催され、西島、綾瀬、佐藤東弥監督が登壇し、「最高のアクションシーン」裏側を語った。

左から綾瀬はるか、西島秀俊
左から綾瀬はるか、西島秀俊

元特殊工作員の妻 VS. 公安エリートの夫の関係を描く人気ドラマの劇場版となる本作。元特殊工作員だった過去を持つ専業主婦・伊佐山菜美(綾瀬はるか)と、実は現役の公安警察であり菜美を監視する優しい夫・伊佐山勇輝(西島秀俊)の二人は、桜井久実と裕司に名前を変えて、小さな地方都市・珠海市で新しい生活を始めていた。実は半年前、ある出来事がきっかけで菜美は記憶喪失になっていたのだった。本作には西島と綾瀬をはじめ、鈴木浩介、岡田健史、前田敦子、鶴見辰吾、六平直政、佐野史郎、檀れい、小日向文世が出演している。

綾瀬はるか、映画『奥様は、取り扱い注意』取り扱い説明会
綾瀬はるか

西島は「(コロナ禍のため)最近は会ってお話する機会がないので、こうしてみなさんの前で話せることを嬉しく思います」と挨拶した。司会者から、ドラマ化から映画化したことについて問われると、綾瀬は「(ドラマの最後について)ここで終わっちゃうの?と思ったので、自分自身も(続きを)楽しみにしていました。(劇場版は)大きいスクリーンで観るスケールアップしたものになると思ってワクワクしました」とにっこり笑顔。「僕も何が起きたのかみたいという気持ちがありました。(劇場版では)ドラマの最後で何が起きたのか見られます」とアピール。

佐藤東弥監督と綾瀬はるか
佐藤東弥監督と綾瀬はるか

映画の撮影は、ドラマでは描かれなかった夫婦の共闘シーンがあり、それは撮影スケジュールの序盤に撮影したという。西島と綾瀬は、NHK大河ドラマ第52作「八重の桜」で兄と妹を演じていたことから普段はお互いのことを「おにいちゃん」(綾瀬)「八重」(西島)と呼んでいたそうだが、本作では「おにいちゃん」(綾瀬)「はる坊」(西島)と呼ぶことに。綾瀬は「信頼感があり安心感がありました。息がぴったりでした」(綾瀬)と「初日からハードなアクションシーンを撮りましたど、あまりブランクを感じることはありませんでした」(西島)。佐藤監督は「コンビネーションの良さはスクリーンに映っています」と太鼓判を押した。

西島秀俊×綾瀬はるか「最高のアクションシーン」裏側を語る
西島秀俊×綾瀬はるか「最高のアクションシーン」裏側を語る

そんな二人は、お互いに余計な気をつかわないでいい間柄であることから、アクションの撮影では綾瀬が西島に「おにいちゃん、遅い!ちゃんとやって!」(綾瀬)などのダメ出しをすることもあったと振り返る一幕も。佐藤監督は、「スタッフも一丸となり、綾瀬さんが頑張って4か月特訓した成果をきちんと撮りたい!」と思ったので現場で厳しくすることもあったそうだ。西島は「綾瀬さんは褒めると伸びるので「良かったよ!」など、とにかく褒めました(笑)」と明かしていた。綾瀬は「ものすごくかっこいい奇跡的なカットが撮れるととてもうれしいですし、ワンカットのつながりですごい迫力が出るなと思いました」とまとめた。

一方、西島は「ドラマは“街の悪”が敵でしたけど、今回はスケールアップ“国際的な悪”と戦います。戦う相手役のキャストには大男で元軍人の方がいらして、なぜそこにリアリティを?と思いました(笑)。大男相手でのこのスピードと動きなら勝てるという説得力が求められました」と対戦相手について苦笑い。なお、この日、綾瀬が西島には「休憩時間に甘いもの(=スイーツ)を」という秘訣を語れば、西島自身は「高いところが苦手なのに、飛び降りてとか指示を受けることが多い」と吐露し苦笑いを見せていた。

映画『奥様は、取り扱い注意』(東宝 配給)は2019年3月19日[金]より全国公開
© 2020 映画「奥様は、取り扱い注意」製作委員会

映画『奥様は、取り扱い注意』公式サイトokusama-movie.jp
公式SNS Twitter @okusama_ntv
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