アースアワーにちびっこスパイダーマンが結集！

[シネママニエラ]世界約１５０の国と地域の人々が、同日同時間に電気を消すアクションを通じて、「地球の環境を守りたい」という思いをわかちあう国際的なイベントであるアースアワーが３月２９日に実施され、今年はスパイダーマンがスーパーヒーロー初の親善大使に就任したことにちなみ、横浜みなとみらい地区の電気を消灯するカウントダウンには、３０名のちびっこスパイダーマンたちが元気いっぱいに登場した。

スパーダーマンシリーズの最新作である映画『アメイジング・スパイダーマン２』（４月２５日全国公開）を配給するソニー・ピクチャーズのスタッフは、本作の環境への取り組みとして「大型のハリケーンによって被害を受けた公園に撮影日１日につき木を１本植える活動や、全出演者とスタッフにペットボトルを渡す代わりに、飲料用ボトルを配布することで１９万３,０００本分のペットボトルを買わずに済み、ゴミをつくらない努力をしました。こういった地道なエコ活動によって４千万円ものお金が制作費より削減されました」と説明。なお、植樹をした公園は劇中で主人公ピーター・パーカーの卒業式のシーンで使用されている。

「みんなそれぞれ持っている力を発揮し、ひとりひとりが地球を守るスーパーヒーローになろう」というスパイダーマンメッセージを受け、消灯時間の１０秒前からは、ちびっこスパイダーマンたち全員の大きな声でカウントダウンを開始。２０:３０になると大観覧車やランドマークタワーをはじめとした、みなとみらい地区の電気が一斉に消されると、普段賑わいを見せているこの地区一帯が暗闇と静寂に包まれ、幻想的なムードに。また、消灯後には、集まった全員で東日本大震災の被災地に向けて1分間の黙祷を捧げる時間も。本イベントを通して、各々の身近な相手や地球のこと、そのつながりを静かに考える、厳かなイベントとなった。

映画『アメイジング・スパイダーマン2』は２０１４年４月２５日[金]よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー