映画『人生スイッチ』(ダミアン・ジフロン監督)

アルゼンチン発『人生スイッチ』男女6人の不運連鎖を描くブラックコメディ

ニュース 映画予告編 映画作品情報

映画『人生スイッチ』日本版ポスター
©2014Kramer & Sigman Films / El Deseo
[シネママニエラ]名匠ペドロ・アルモドバルがプロデュースし、第67回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品と、第87回アカデミー賞の外国語映画賞ノミネート作となった映画『Wild Tales』(英題)の邦題が『人生スイッチ』に決まり、7月25日より全国順次公開となる。

本作は6人の男女が人生において、決して押してはならないスイッチを押してしまったがために、不運の連鎖に巻き込まれる様をユーモアたっぷりに描いたブラック・コメディ。ペドロ・アルモドバルは2006年の映画『On Probation(英題)|Tiempo de valientes(原題)』でダミアン・ジフロン監督の才能にほれ込み、「新しい作品をサポートしたい」と申し出たそう。

ダミアン・ジフロン監督

「このプロジェクトをやると決めると、すぐにペドロに脚本を送ったんだ。彼らはすぐにこの作品のプロデューサーとして参加すると決めてくれたよ。制作の面から言えば、ペドロは自分の会社を持っているし、好きな時に好きなものを撮れる。彼はアーティストにとって最も大事なことは自由であることだと本当に信じてるんだ。だから、彼がプロデューサーになる時には、その作品の監督のために同じ環境を作ってくれるんだ。彼は『脚本は素晴らしかった。1つのコンマすら変えずに作るんだ。君以上にこの話を良く撮れる人なんていないんだから、君はやるべきことをやるんだ』と言ったよ」

スイッチ1:おかえし

飛行機に乗ったら、乗客全員にある共通点があることに気づき…

スイッチ2:おもてなし

親の仇と予期せぬ再会。その時、同僚から思いもよらない提案が…

スイッチ3:エンスト

「邪魔なんだよ!」ボロ車を抜き去る。その数分後…

スイッチ4:ヒーローになるために

いつどこに駐車してもレッカーされ続ける不運に男は…

スイッチ5:愚息

息子の無罪を買うため、 大金持ちの父は…

スイッチ6:HAPPY WEDDING

夢にまで見た結婚式、新郎の浮気相手が出席…

[スタッフ]
製作=ペドロ・アルモドバル  
監督・脚本=ダミアン・ジフロン
[キャスト]
リカルド・ダリン、リタ・コルテセ、ダリオ・グランディネッティ

R
アルゼンチン、スペイン映画/122分
原題=Relatos Salvajes(2014)IMDb
日本公開=2015年7月25日
配給=ギャガ
公式サイト http://jinseiswitch.gaga.ne.jp/
©2014Kramer & Sigman Films / El Deseo

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で