映画『ライアの祈り』初日舞台あいさつ

水嶋仁美『ライアの祈り』縄文人役で映画デビュー「一生、心に残る役」

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映画『ライアの祈り』初日舞台あいさつ
左より黒川浩行監督、水嶋仁美、藤田弓子、武田梨奈、森沢明夫(原作)
[シネママニエラ]青森を舞台にした映画『ライアの祈り』が初日を迎え、女優の武田梨奈をはじめ、藤田弓子、水嶋仁美、黒川浩行監督、原作者の森沢明夫、製作総指揮の川阪実由貴が登壇し舞台あいさつを行った。フォトセッションでは、本作の舞台でもある青森県・八戸市から「触ると幸せが訪れる」という重量100キロの合掌土偶が登場し注目を集めた。

今作は森沢明夫著の同名小説の映画化で、人生に臆病になっていたヒロインの桃子が“縄文時代”に触れ、人間本来の姿を見つめ直すことで自身の幸せに向けて一歩を踏み出す姿を描く感動作。原作者いわく「僕が伝えたかった「裕福」と「幸福」は違うということが映画で、きちんと表現されていると思います」と本作の出来栄えに太鼓判を押す。

武田は本作で演じた桃子の後輩・桜という役柄について「最初は難しい役柄だと思いましたが、演じている中で私が演じた女性の気持ちは特別なことではないと感じました。映画のキャッチコピーにもある“幸せのカタチは決して一つではない”に通じているものがあると思います」と笑顔でコメント。

桃子の母親役を演じた藤田は客席で観客と一緒に映画を鑑賞し、「エンドロールで涙が出ました。子を思う親の気持ちを改めて強く実感して、自分のセリフで泣いてしまいました」と語った。また、映画デビューとなる本作で縄文人ライアを演じた水嶋仁美は「映画デビュー作が縄文人の役で、本編では顔が映っていないので、皆さんは『え!?』と思われたと思います(笑)一生、心に残る役になりました」と語ると、微笑ましい雰囲気になった。

映画『ライアの祈り』は、2015年6月13日[土]より有楽町スバル座ほか全国ロードショー

日本映画/119分
企画・製作=エム・ケイ・ツー
制作プロダクション=TOブックス
配給=アイエス・フィールド
公式サイト http://raianoinori.com/
©2015「ライアの祈り」製作委員会 ©森沢明夫/小学館

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