＜山田孝之＞映画『闇金ウシジマくん』で＜安藤政信×YOUNG DAIS×間宮祥太朗＞３兄弟と対峙

[シネママニエラ]俳優の山田孝之が主演映画『闇金ウシジマくん Part3』、映画『闇金ウシジマくんザ・ファイナル』の２か月連続公開が決定し、共演者と監督とともに会見に出席。現在はドラマのシーズン3が放映中でもある、山田の当たり役の一つであるウシジマを、総勢２２名が襲うとされる両作において、『ザ・ファイナル』に登場する安藤政信×YOUNG DAIS×間宮祥太朗が演じる（イケメン?!）鰐戸３兄弟との対峙をフィーチャーしてみる。

映画『闇金ウシジマくん Part３』『闇金ウシジマくんザ・ファイナル』製作会見にて — 15名の会見！

＜山田孝之＞映画『闇金ウシジマくん』で＜安藤政信×YOUNG DAIS×間宮祥太朗＞３兄弟と対峙

山田は会見の冒頭で「これだけのスターキャストを集めてしまい、なんとか皆さんのギャラを払うためにしっかり映画を当てなくてはいけないと思っています。この会見を成功させなくてはいけないということで、なんとかご無理を言って三日間にわたるリハーサルをやったのでバッチリと完璧な流れになると思います。ですので途中で質問とかされますともしかしたら答えられないなどもあるかもしれません。よろしくお願いします」と飄々と挨拶。リハの件はジョークなのだが、真顔での語りが笑いを誘う。

そんな山田とともにシリーズを、企画し率いてきた山口雅俊監督。『Part３』でお金儲けのノウハウを売る情報商材業界を、『ザ・ファイナル』で過払い請求など生活債務を主とする弁護士を題材に、闇に切り込んでいく。

長男役の安藤は、山田とは初共演。「鰐戸一役を演じました。山口監督とは『スマグラー』という作品で、（山口監督が）プロデューサーで一緒で。外国人記者クラブで二人で会見をした間柄。監督としての出会いは今回が初めてです。まさかこんなわけのわかんない人だと思わなくて（笑）。何も考えてないのかなと思ってて。監督の演出を見てて、「今日何も考えてない」って言ってたので、やっぱその通りなんだなって（笑）。（本作では）本当に台本どおりやりましたし、監督の演出通りやったので、演技がダメなら監督のせいです」と、監督との信頼関係があるからこそ言えるコメントをサラリ。

次男・二郎役のYOUNG DAISは「三兄弟ということで、ウシジマに対する執念だったり、映画の中で描かれている過去の思い出だったりとかから生まれる、３人の卑劣な部分か監督の演出によってものすごいことになってると思いますので、そこを楽しみに。二郎という役は兄ちゃんとの間をとって、弟が暴れん坊なのを諌めてというみたいなところでもって、いろいろと役作りしていたんですけど、演出していただくときに、カメラまわって声のトーンを落としてと言われ、本来の声よりもっと落としてやってみろと言われて。もっと落としてくれ、もっと落としてくれ。もう自分の中では喋ってないくらいの勢いでした（笑）。あと、三兄弟それぞれのパーソナリティ、人となりみたいなところも見てもらえたらな、と思っております」と話す。

そして司会からは「制御不能・鰐戸三兄弟の最終兵器」と紹介された三男・三蔵役の間宮は「ウシジマくんはシリーズも見ていて、参加したいなと思っていた作品なので、参加が決まってすごく嬉しかった。絶対悪のようなとても凶暴な役なんですが、僕は悲しい生き物だと思っていて、そんな鰐戸三蔵を安藤政信さんと、YOUNG DAISさんと三兄弟として演じられた事をとても誇りに思っています」と喜び、それでいて「基本（目元を指しながら、映るのは）ここだけなので。まさかこんなに間宮祥太朗だとわからない役が来ると思ってなかったので、それはすごくびっくりしました。あと、やっぱり撮影現場で僕が特殊メイクで２時間くらい掛かるので、皆さんより前に現場に入って、撮影が終わって誰もいない中で特殊メイク班の方々３人と一緒に終わる、という感じでした」と振り返り、「スタッフや僕の素顔を知らないキャストの方に顔を覚えてもらってないんですよ」とボヤキも。「なので、僕の素顔はこんな感じです」とお茶面な発言。

これには監督がすかさず、「映画『エレファントマン』のジョン・ハートみたいで、すごいかっこいい」と褒めていた。この会見にはレギュラー陣、１４歳の丑嶋馨を演じた狩野見恭兵など総勢１５名（山田孝之、やべきょうすけ、崎本大海、最上もが、本郷奏多、白石麻衣、藤森慎吾、筧美和子、浜野謙太、安藤政信、YOUNG DAIS、間宮祥太朗、狩野見恭兵、玉城ティナ、山口雅俊監督）が出席している。

映画『闇金ウシジマくん Part３』は2016年9月22日[木・祝]より全国公開
映画『闇金ウシジマくんザ・ファイナル』は2016年10月22日[土]より全国公開